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柏崎市から旧友ご家族が遊びに来てくれた

先日、Iさん、Mちゃんのご夫妻が、ふたりの愛らしいお嬢さんと一緒に、遊びに来てくれた。

そもそも最初に知り合ったのは、ご主人のIさんではなく、Mちゃんのほうだ。
このブログでもたびたび登場するOくんと僕は、20年ほど前、一緒にテニスサークルをつくり、Mちゃんは、その初期メンバーのひとりだった。
僕が30歳手前、Mちゃんは20歳代半ばだったはずだ。

Mちゃんは読書好きで、インテリジェンスの高い女性だ。
一方のご主人はアウトドア系で、読書よりも、釣りをしたり、何より車の下にもぐりこんでいるのが好きな人だ。
だから、十数年前、最初にMちゃんからご主人を紹介されたときは、少し意外な感じがした。
でも、数分の後、僕も妻も、気取らず、朴訥とした雰囲気のご主人の大ファンになったし、Mちゃんの理知的であるがゆえに、時としてエッジが効き過ぎる物言いを、ご主人が優しく包み込んでいることに気づいた。
いい人をみつけたな、とうれしくなった。

Mちゃんは以前は新潟市に住んでいたが、結婚の少し前から、そして、結婚してからはずっと、新潟県柏崎市に住んでいる。
新潟市からだと、車で1時間ちょっとかかる。
大した距離ではないが、気が向いたときに、ふらりと立ち寄れる感じではない。
だから、少しずつ疎遠になってしまい、最後に会ってから、すでに6~7年たっていた。
今回、SNSを通じて、僕のアーリーリタイアや出版のことを知ってくれたようで、久しぶりに会おうということになった。
冒頭で述べたように、家族4人で遊びに来てくれた。
自著が取り持ってくれた邂逅と、言えなくもない。

しょっちゅう会っていれば、一緒に年をとる。
だが、前述したように、僕とMちゃんは滅多に顔を合わさない。
だから、おもしろいもので、会うたびに気持ちが当時に戻る。
顔を合わせた直後こそ、お互いに年を取ったな、という気分になるのだが、話しはじめて5分もたつと、僕にとってMちゃんは、20歳代半ばの、一緒にテニスをしていた頃のMちゃんへと戻るのだ。
全然変わってないじゃないか、と思えてくる。
この感覚、分かる人には分かってもらえるはずだ。

ご主人のIさんは、技術者だ。
出張も多く、去年はインドに出向いたとのこと。
その話がおかしかったので、紹介させていただく。

Iさんは、煙草を呑む。
それを知ったインド人スタッフは、とてもうれしそうにしていたとのこと。
最初はIさんも、日本人の喫煙者が珍しいのかな、程度に思ったそうだ。
いざ仕事を始めると、インド人スタッフ数人が、煙草を吸いに行こうと声をかけてくる。
インドでは、建物内では禁煙が一般的で、屋外の指定された場所まで行かなければならない。
インド人スタッフ数人と連れだって、喫煙場所に行き、和気あいあいと雑談を楽しみながら、煙草を呑む。
なかなかいいコミュニケーションだな、とIさんは思った。
煙草がうまかったそうだ(だろうナ)。
一服の後、仕事に戻ると、すぐにまた他のインド人スタッフたちが声をかけてきた。
煙草を吸いに行こうと言うのだ。
人のいいIさんは、それに付き合う。
で、仕事に戻ると、また違うインド人スタッフが。
いや、これは最初に一服に付き合ったグループではないか・・・。
そこで、Iさんはようやく状況を理解した。
インド人スタッフは、仕事をさぼって煙草を吸いたいだけなのだ。
自分たちだけでそうすれば、管理役に叱咤されるが、Iさんを連れていけば、客人をもてなしているとして、怒られることもない。
安心してさぼれる。
そのカラクリに気づいたIさんは、「日本人は勤務中は煙草を吸わない」と強硬に主張して、その後のお誘いを断ったそうな。
そうしなければ、さっぱり仕事が進まないし、第一、吸い過ぎで具合が悪くなってしまう・・・。
Iさんの、身振り手振りを交えた熱弁に、僕も妻も大笑いした。

その後、僕はMちゃんに自著を手渡した。
僕から受け取るのを楽しみにして、あえて買わずにいてくれていたようだ。
本をめくると、最初のページで笑いだした。
僕が「はじめに」で書いた、この部分だ。

想像してごらん。
朝の陽射しの中で飲むビールを。


朝からビール、なんて書くあたりが、いかにも僕らしい、というのだ。

そうか?
最初は違和感を覚えた。
僕が朝から飲むことは、まず、ない。
それに、読んでほしいのは、そういうところではいんだけどな、とも思った。

いや、まてよ、とすぐに考えなおした。
僕にとってMちゃんがそうであるのと同様、Mちゃんにとっても僕は、今でも一緒にテニスをしていた当時のまま、まだ20歳代で、ビールが大好きな若者として、映っているのだとしたら、どうだろう?
確かに当時は、日本酒はたしなまず、ビールばかり飲んでいた。
サークルのテニス合宿では、朝から飲んでいたような気がする。

そのことに気づいたら、妙に気恥ずかしくなってきた。
ずいぶん変わっちゃったんだけどな、と申し訳ない気もした。


次に会うのは、いつだろう。
また、すぐに会いたい気もする。
でも、こういう、一緒に年を「取らない」友人の存在もいいな、とも思ったりして。
この感覚を大切に育みながら、今後もちょうどいいペースで付き合っていければいいな、などと考えたりもしている。







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この日は昼からご馳走。
半分は妻・作、半分は新潟三越様・作。
Iさん、Mちゃんは飲まないのに、ホストであるべき僕だけビールを飲んだ。
ご馳走があるときは飲まないと、人生を損なっているような気分になる。
それに、無茶をしていた20歳代に戻ったという、大義名分もある(笑)。




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なんと、ご祝儀までいただいた
医者と違って、作家じゃ食えないだろうと思ったか。
経済的独立は果たしたが、確かに、ありあまるお金があるわけじゃない。
アーリーリタイア後はイベント企画や印税で小遣い稼ぎをしようと思っていた。
イベント企画の報酬は、結局、ビール3杯だった。
印税で入ったお金は、献本用の自著買い上げで消えた。
だから、アーリーリタイアしてからこのかた、安いバーでしか飲んでいない。
好きなことをして日々過ごせているのだから、もちろんそれで十分幸せではある。
でも、せっかくキャッシュでご祝儀をもらったのだから、久しぶりに繁華街にでも足を伸ばして、夜の蝶たちのお酌で一杯飲もうか、などと考えていたら、妻の冷たい視線に気づいた。
君は人の心が読めるのか?
だとしたら、すぐにやめなさい。
それにそもそも、君たちの生活のお金は、ちゃんと渡してあるじゃないか?
そんな目で、夫を見るもんじゃない!

・・・僕、間違ってる?




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コメント

No title

私、実は日本酒ソムリエ。

ビールは少し苦手です。

因みに沼垂ビールのオーナーは親戚らしいです。(笑)

Re: No title

日本酒ソムリエとは!
僕は味のほうはさっぱり。
人がうまいと言ったり、値段が「高い」と聞くと、とたんにおいしく感じたりする程度です(笑)。
種類は焼酎以外はなんでも飲みますね。
(なぜか焼酎だけが苦手)
というわけで、あまり高等な酒飲みではありません・・・

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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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