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僕の行っているタイミング売買の具体的手法について

前回書いた理由により、僕は世界株分散投資を行い、かつ、その一部をタイミング売買している。
今日はタイミング売買の具体的手法について書きたい。

まず、株価低迷時の買い付けについて。
これに関しては、自著 “幸せの確率~あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ” で詳述している通り、シンプルなドルコスト方式での買い付けだ。
底を見据えて全額投入、などという芸当ができればもちろんそれが一番いいのだが、僕にそんな才能はないので、株価低迷時には、投入予定額を24で割り、その額で毎月、自動的に世界株を購入するよう、あらかじめ設定してしまう。
24ヶ月間、すなわち2年の間、買い付けを続けられることになる。
日本株のチャートはノイズが多く規則性に乏しいが、NYダウは比較的きれいで、世界恐慌後もっとも長く続いた株式の下落期間は、ITバブル崩壊後の3年だ。
だからダウが下落し、高値から1年間が経過したら、そこから2年間世界株式を買い続けようと考えている。
これでぴったりいくとは限らないが、大体の底は拾える公算が高い。

ドルコストによる定額買い付けは、心理的にもいい。
ネット証券でそのような設定をしておけば、あとは一々株価をチェックしないですむ。
株価下落時は、買いのチャンスであるというポジティブな側面もあるのだが、一方、持ち続けている株式の評価額は下がるのだから、あまり気分がいいものではない。
ため息をつきながら板に張り付くのではなく、設定だけすませたら、後は株価などほとんどチェックすることなく、より有意義なことに時間を使うことにしている。


昨日書いたとおり、先週は久々に少し株を売った。
株価上昇時での売却は、買い付け時とやり方が異なる。
株価の上昇に過熱感がでてきたと感じたら、そのあたりで保有株式評価額の上限を決める。
評価額がそれを超えたら超過分を売却し、上限額に戻す。
その後、下落に転ずればそれでひとまず終了だが、さらに株価が上昇して上限を超えるようなら、またその分を売る。
この方式で昨年年初の株高局面でも少し売ったのだが、その後は株価が低迷したため、保有株式の評価額が定めた基準点を超えることがなかった。
今回それを超えたということは、1年と3カ月ぶりに、売れるところまで評価額が上がったということになり、つまりは株式からの利益が過去最高を更新したことを意味する。
お金に対する執着は年々減ってきているので、そんなことで大喜びすることもないが、もちろん気分は悪くない。

さて、僕はなぜこのように少しずつ売却する方式をとるのか?
まず、売却後も上げ続けた時のショックが比較的小さい。
大きく売れば、その分機会損失が大きくなってしまうが、僕は一定額からはみ出した分しか売らない、つまり、保有額自体は下げないから、その後株価が上がり続けても、十分な利益を得ることができる。
違う角度からみれば、「株価が一定額以上になった場合、そこからは複利分の利益を放棄している」と捉えてもいい。
複利こそ大切という考えもあり、決して軽視できるものではないが、ある程度以上の上昇局面における複利効果をあきらめることにより、株式暴落に慌てたり、場合によっては狼狽したりしないですむのなら、決して大きすぎる機会損失ではないと僕は考えている。
そして、株価は底では平らに、頂点では激しく動く傾向がある。
このような特性を踏まえれば、やはり買う時は期間を定めてドルコスト、売る時は上昇したポイントで売買したほうが、うまくいくことが多いように思えるのだ。

「ひょっとしてそれって、リスク資産と非リスク資産をリバランスしているだけじゃない?」
という疑問がもし湧いたとしたら、あなたは実に鋭い。
考えようによっては、僕のやり方はリスク資産と非リスク資産のリバランスに、少しだけ色をつけている程度なのかもしれない。
株価上昇時は、全金融資産中の株価比率が高まるから、一部を売って、下落時は、株価比率が低くなるから、買い足すと言うことに他ならない。
通常のリバランスと違うのは、株価が大きく上げたり、下げたりしたときにしか動かないかないことによって、(うまくいけばだが)利益が出やすくしているという点と、前述したように、売る時と買う時とで手法を変えているという点だけだ。
率だけをみながら機械的に行うリバランスよりも、この手法の方が暴落に強く、よって、精神の安定に大きく寄与してくれるという側面もある。

タイミング売買というと、多くの人は、「内山は少しでも多く儲けようとしている」と捉えるようだ。
しかし、僕のタイミング売買は、必ずしも金儲けのためではない。
マーケットからうけるストレスをできるだけ減らす、すなわち、お金のことを気にしないで人生を楽しむため、というのが最大の理由なのだ。
アーリーリタイアした後、お金のことで終始落ち着かない思いをしながら過ごすなんて、馬鹿馬鹿しい話ではないか?
そんな思いをするくらいなら、僕はむしろ働き続けることを選ぶだろう。

今回も一部株式を現金化したことで、いつかは訪れるであろう下落時に焦らないですむための備えが、さらに少しだけ厚みを増したということになる。
リーマンショック級の暴落がいつ来ても、僕は全然怖くない。
もちろん来ないでくれれば一番いいけどね。

「この方法こそ一番」などと主張するつもりは毛頭ない。
僕だって、現役で稼ぎのある頃は、こんな手法はとらなかった。
その人のおかれた経済状況や性格によって、取引法の正解は変わってくるはずであり、万人にとっての正解などあるはずがない。
僕にとってはこれが性にあっているようだ、というだけの話。

以上、久々に行った株式売却のご報告でした。



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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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