FC2ブログ

記事一覧

自分の心なんて、弱くて脆くて全然大したことはない

このたび、「4週間で幸せになる方法」という本をセルバ出版から上梓した。
そこで本ブログでは最近、幸福に関係しそうな本を紹介している。
ここからは前回予告した通り、スリランカ上座仏教長老、アルボムッレ・スマナサーラ。
このお方、とにかく著作数が多い。
すべてを紹介するのはとても無理なので、僕が特に気に入っていて、折に触れて読み返す数冊を紹介したい。
今回、紹介するのは21冊目で、「心は病気(サンガ)」。




なぜ心は病気か?
本書で述べられていることは、「エゴが支配しているから」ということ。
その病気を治すにはどうしたらいいか。
「自我を捨てればいい」となる。

p67

“自我を捨てるということは、「自分の心は、弱くて脆くて大したことないものだ。どうでもよくてくだらない心だから、誰のものでもべつに同じだ」という事実を認識することです。”


素晴らしい教えだと思うし、そういう境地に憧れはあるが、もちろんこれはそう簡単ではない。
達成したいと思ったら、禁欲的な生活を送りながら、瞑想に励み、心底から、「欲なんて馬鹿らしい。自我なんてどうでもいい」ということを感覚的に理解しならなければならないだろうからだ。
とりあえず今の僕には、そこまでのモチベーションは湧いてこない。

ならばなぜ、僕が仏教の書を好むかと言えば、たとえ悟りの域に達しなくても、多くの気づきを得られるから。
この本のなかにも僕が傍線を引いたところがいくつもある。

p46

“このように、精神的な病気というのはぜんぶ、現実をごまかして自分を守るために、心がつくるカラクリだと思って間違いありません。”


医師として言わせてもらえば、これはやはり言い過ぎで、すべての精神疾患がそうだということは絶対にない。
ただし、言いたいことはわかる。
「ぜんぶ」ではなく、「そういうケースも多い」と勝手に文章を変えて読めば、大いに納得できる。
僕らは自我意識によって、過剰なまでに自分自身を守ろうとしていて、潜在意識の中で(つまり自分では気づかぬまま)あらゆる手段を用いて、それが否定されるのを防ごうとする。
このあたりは、最近流行のアドラー心理学にもつながりそうだ。

あすも本書から、好きな文章を引用したい。




本日もご来訪ありがとうございます。
無名の書き手である僕にとって、自著の存在を知ってもらう
唯一の手段がこのブログと考え、日々更新しています。
自著、もしくはブログを応援して下さるようであれば、
ポチッとひと押ししていただけるとうれしいです。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村





幸福に生きるためのノウハウを、医学、幸福学、心理学、
古典哲学、伝統仏教といった幅広い分野から「いいとこ取り」して、
コンパクトにまとめてみました。
「誰でも4週間で幸せになれる」ことを目指した、自信作です。
ぜひ手に取ってみてください!

関連する新聞記事
2018年1月10日 新潟日報 朝刊
2019年1月23日 新潟日報 朝刊





アーリー/セミリタイアを目指す人はもちろん、
お金に束縛されず、心豊かに過ごすことを望む
すべての人に、ぜひ読んでほしい1冊です。

書評
アゴラ 言論プラットフォーム
新潟日報 書評
医師会報

2019022412360007.jpg

復元された弥生時代の住居が散在している。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

フリーエリア

フリーエリア