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ジュール・ルナール “幸福であるだけでは十分ではない。 他人が不幸でなければならない”~幸せの名言12

このたび、「4週間で幸せになる方法」という本をセルバ出版から上梓した。
そこで本ブログでは幸福に関する名言を紹介していくことにした。
皆さんは読むことによって幸せになるだけではなく、ちょっとした雑学も身につくようになる。
もし気に入ったものがあったら、何かの折に友人にも披露して、ぜひ周囲も幸せにしてあげてほしい。
12回目の今日は、「にんじん」で有名なフランスの小説家、ジュール・ルナール(1864年- 1910年)による言葉。

“幸福であるだけでは十分ではない。 他人が不幸でなければならない。”



Jules_Renardaaa.jpg


「人の不幸は蜜の味」、と同義ととらえていいだろう。
もちろん言いたいことはわかるが、ここはあえてナイーブに問いたい。
自分が幸福感を高めるために、本当に他者の不幸がスパイスになるのだろうか?

もしその通りであるとするなら、ある程度の貧富の差は、幸福度を上げるということになる。
不幸な人も出るだろうが、それがなければ優越感による幸福感は生じない。

それに関して、興味深いTEDのプレゼンテーションがある。
経済学者、リチャード・ウィルキンソン(1943-)によるものだ。
TEDプレゼンテーション・リンク

ウィルキンソン氏によると、健康被害や社会問題は、格差の大きさに比例するとされている。
興味深いのは、スウェーデンのような、大きな所得格差を課税によって是正している国も、日本のように税込み所得の格差がそもそも小さい国でも、それは一緒だということ。
手段はなんであれ、結果として国民が経済的に「ある程度」平等であることは、よりよい社会環境をもたらすというのだ。
であれば、他者の不幸は回り回って、自分の幸福感に影を落とすことにならないだろうか?

宮沢健治(1896年 - 1933年)はこう言っている。

“世界全体が幸福にならないかぎりは、 個人の幸福はありえない。”


冒頭で上げたルナール氏の言葉と真逆の内容だ。
普通に考えたら、ルナール氏の言葉のほうが理解しやすいと思う。
宮沢氏の言葉は、きれいごとに聞こえなくもない。
でも、所得格差と幸福に関するデータを見た後だと、ひょっとして宮沢氏の説に軍配が上がるのでは? という気がしてくる。

「人の不幸は蜜の味」
なんて言っているうちは、幸せとはほど遠いところにいるということかもしれないね。





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幸福に生きるためのノウハウを、医学、幸福学、心理学、
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「誰でも4週間で幸せになれる」ことを目指した、自信作です。
ぜひ手に取ってみてください!

関連する新聞記事
2018年1月10日 新潟日報 朝刊
2019年1月23日 新潟日報 朝刊





アーリー/セミリタイアを目指す人はもちろん、
お金に束縛されず、心豊かに過ごすことを望む
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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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