FC2ブログ

記事一覧

「幸せとは一体何か」との質問にお答えする。

アーリーリタイア・ブロガーのTochiさんから、自著、”4週間で幸せになる方法 Twenty-eight tips to create joyful life”を紹介していただいた。
       ↓
しょせん、すべては小さなこと。さあ、幸せになろう。

その最後の部分が、これ。

“何のために生きるのか、残念ながらヒトはこんなことを考えてしまいます。意図的なのか、今回の内山さんの本では目指すとしている「幸せとは一体何か」を明示的には論じていませんでした。”


ご指摘の通り僕の本では、「幸せとは何か」は論じていない。
「こうすると幸福度が上がる」という知見が集積されてきたので、日々の生活にこれらのデータを活用しない手はないと考え、まとめた本だ。
「何が幸せか」ではなく、「どうしたら日々を幸せに生きることが容易になるか」についてのアイディア集だと思ってもらえればいい。

そのTochiさんから先日、古い記事のコメント欄に投稿をいただいた。

“あたらしい本面白かったです!
ブログで勝手に紹介しちゃいました。
紙媒体ですが、近い将来は無くなっていくでしょうから今後はセミリタイアーブロガーのkotaroさんのように最初からkindleだけ(も?)で発売するのも手ではないでしょうか?
詳しくは知りませんが、途中に出版社やら印刷やら輸送やが入らないので売れた利益からKindleの手数料引いた大半が印税になる仕組みではないでしょうか。多分。
次回作は「幸福とはなにか?」でお願いします(・∀・)“


現在、当ブログではコメントを受け付けていないので、これについてもここでご返答をしたい。

Kotaroさんのやり方は、いわゆる「自費出版」にあたる。
システムとしてはTochiさんがご指摘の通りで、出版社の取り分、印刷・輸送コストがないから、著者の取り分は大きい。
ただ僕の場合は、あくまでも「商業出版」にこだわってきた。
それにはいくつかの理由があるが、一番大きいのは、
「出版のプロに本気で関わってほしい」
と考えたからだ。

商業出版の場合、本が売れなければ出版社が損をすることになる。
だから中々OKが出ないし、出たとしてもほとんどの場合は手直しを求められる。
タイトルや装丁に関しても、著者として意見は言えるが、最終的な決定権をもつのは出版社だ。
その上で出版後は、少しでも多く売れるよう営業活動をしてくれる。

自費出版で電子書籍を出すのは確かに低コストだが、担当者がついて、内容をブラシュアップするという作業は基本的にはない。
そういうサービスを依頼したとしても、先方にとっては本が売れようが売れまいが自分の利益には関係がないわけだから、どこまで本気でやってくれいるかについてはやや疑わしい。
それではおもしろくないし、何より僕自身の成長につながらないと考えたのだ。

さらに出版以来、ポツポツと講演依頼やマスコミからの取材が入る。
僕にとっては新しい挑戦であり、刺激的な体験だ。
もし自著の出版形態が自費出版だとしたら、これらの依頼はなかったと思う。
商業出版された書籍がある、ということは、それなりのインパクトをもつのだ。

マイナス面は、Tochiさんご指摘の通り。
自著の印税率は5パーセントだから、1冊売れるごとに75円を受け取ることになる。
1000冊うれても7万5000円。
冗談みたいな額であり、自費出版で電子書籍を出せばそっちのほうがよほど利益が大きいのは明らかだ。
ただし僕は、執筆による収入の多寡にはあまりこだわっていない。
好きなことをして、それが若干の収入も伴うのなら愉快だな、という程度の気持ちでいる。

そして、現時点で電子書籍に対応しているのは、大手出版社だけだ。
ほとんどのところは、昔からの紙の本にしか対応していない。
これもデメリットといえるだろうが、僕自身は電子書籍を読んだことがなく、紙の本に愛着を感じているタチだから、それほどは気にならなかった。

まとめると、こうなる。

自費出版(電子書籍)のメリット
・簡単(ハードルはほぼゼロだ)
・高印税

商業出版のメリット
・担当者がつき、助言をもらえる
・販促をしてもらえる
・講演といった新しい活動につながりやすい

というところか。
両者を比べた上で、僕の場合は今のところ、商業出版に魅力を感じているというわけだ。
ただし今後はわからない。
商業出版は経験できたので、自費出版がどういう感じか、試してみるのも手だと思っている。

最後に。
せっかくのTochiさんからのリクエストだが、残念ながら「幸福とは何か」についての本を書く予定はない。
僕は幸福とは、自分の人生を(苦しみをも含めて)しっかり堪能し、愛することだと(今のところは)考えている。
肝心なのは幸せになるための条件を環境に求めるのではなく、自らの心の在り方を整えるということ。
そのための具体的な方策は、人それぞれ違うはずだから、各自で考えるしかない。

これで終わりだから、1冊の本になるほど膨らませるのは、ちょっと難しそうだ。


Tochiさん、いろいろお世話になりました。
今年はFXでばっちり利益が出るといいですね!




本日もご来訪ありがとうございます。
無名の書き手である僕にとって、自著の存在を知ってもらう
唯一の手段がこのブログと考え、日々更新しています。
自著、もしくはブログを応援して下さるようであれば、
ポチッとひと押ししていただけるとうれしいです。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村





幸福に生きるためのノウハウを、医学、幸福学、心理学、
古典哲学、伝統仏教といった幅広い分野から「いいとこ取り」して、
コンパクトにまとめてみました。
「誰でも4週間で幸せになれる」ことを目指した、自信作です。
ぜひ手に取ってみてください!

関連する新聞記事
2018年1月10日 新潟日報 朝刊
2019年1月23日 新潟日報 朝刊





アーリー/セミリタイアを目指す人はもちろん、
お金に束縛されず、心豊かに過ごすことを望む
すべての人に、ぜひ読んでほしい1冊です。

書評
アゴラ 言論プラットフォーム
新潟日報 書評
医師会報

IMG_1010.jpg

妻が江戸前寿司の握り方を習ってきた。
今週はそのときの写真を紹介している。
こんなものが家で食べられるようになれば最高だが、妻曰く、そう簡単ではないとのこと。
そりゃあ、そうだよね(笑)。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

フリーエリア

フリーエリア