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幸せが持続するのは物よりも体験。だから住まいも体験重視で考えることが大切だと思う!

前回、友人の豪邸を訪ねたことを書いた。
一方で僕は家族5人でマンション住まい。
個室の数が足りず、さらにそれぞれが狭いから、手狭な感じがしなくもないが、それでも十分満足しているし、購入して10年以上たつにもかかわらず、今でもこのマンションに住める幸せを感じ続けている。
一方で、豪邸に住みながらも、あっという間に新しい生活に順応してしまい、悦びは続かなかったという人も多い。
その差はどこにあるのか?
これは経済学者、ロバート・フランクによって提唱された、自分の持っているものを、地位財、非地位財とにわけるやり方で考えると理解しやすい。

地位財とは、「周りとの比較により満足を得るもの」と定義され、資産や社会的地位の他に、家、車、高級な服といった所有物を指す。
もう一方の非地位財は「他人との比較とは関係なく幸せが得られるもの」のことで、健康、自主性、自由、愛情などを意味し、物質的なものは含まない。
研究によると、両者とも人を幸せにすることに変わりはないものの、地位財による幸福感は比較的すぐに消えてしまうのに対し、非地位財による幸福感は長続きすることがわかっている。
つまり、持続的な幸福のためには、お金や車、高級な服といったものを所有することにこだわりを持つことよりも、経験や愛情、人とのつながりといったことのほうが重要だというのだ。

豪邸を建てる人は、すべてとは言わないが、多分に地位財、つまり他者と比べて優位でありたいという願望が根っこにあるように思える。
僕の場合は、どう考えても豪邸ではないので、地位財の入る余地がほとんどない。

僕がこのマンションを選んだ一番の理由は、お気に入りの公園のすぐ横に建ったから。
散歩をするのに便利なだけではなく、窓からは1年を通して借景を楽しむことができる。
季節の移り変わりがあるから、飽きることがない。
そして前回書いたように、個室はぎりぎりまで狭くし、リビングダイニングを広くとった
そこを家族が常に集う場所にするのが狙いで、住み始めてから10年以上たった今でもうまく機能している。
「物欲」ではなく「体験」「家族関係」という非地位財が充実した住まいだから、幸福度が持続するのだ、というのが僕の考えだ。

このマンションを買った時は、幸福学についての知識もなかったし、地位財・非地位財という言葉も知らなかった。
そんな中、我ながらいい買い物をしたと思っている(そして当時は不動産が実に安かった!)。
唯一後悔しているのは、ベッドルームが3部屋しかないこと。
このマンションを買った時は、まだ子供がひとりしかおらず、もう子供はつくらないか、つくってもせいぜいあとひとりと考えていた。
まさか3人の息子をもつ父になろうとは・・・。

ここから数年間は息子たちにどう部屋をあてがうかで悩むこともありそうだが、おそらくあっという間に巣立ちの時はやってくるだろうから、なんとかなるだろうと楽観している。
豪邸をとるか、自由な時間をとるかと言われたら、僕の場合は圧倒的に後者が重要ということだ。




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医師会報

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近所の公園を散歩中に1枚。

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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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