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お金があれば幸せになれるのか? というテーマを古今東西の哲学を通じて読み解いていく

このたび、「4週間で幸せになる方法」という本をセルバ出版から上梓した。
そこで本ブログでは最近、幸福に関係しそうな本を紹介している。
今回紹介するのは8冊目、フレデリック・ルノワール著「お金があれば幸せになれるのか ―幸せな人生を送りたい人への21章(柏書房)」。
古今東西の哲学者たちの思想から、幸せとは何かと読み解いていく。




いきなりネタバラシになるが、最後のほうから引用する。

p261

“私なりに幸福を定義するとしたら、「人生を愛せること」という一言で表せるだろう。その意味は、自分が今ここで送っている人生、喜びが得られる安定した人生に限らず、不確かさも含めた、人生そのものを愛せるということである。明日の自分を待ち受けているのは、喜びなのか悲しみなのか、楽しい出来事なのか不快な出来事なのか、予測できないのが人生である。それは絶えず浮き沈みし、光の部分もあれば闇の部分もあり、楽しみもあれば苦しみもある。幸せであるとは、そういう人生を丸ごと愛せるということである。(中略)
苦しみというものを、不幸と混同してはならない。一見矛盾しているように思えるが、人は苦しみを抱えていても、幸せを感じることができる。苦しみは避けられなくても、不幸は避けられるものなのだ。苦しみを体験しながら、それでも幸せでいられるのは、その体験が一時的なものだとわかっているからである。苦しみは普遍的だが、不変なものではない。人は誰でも例外なく苦しみを体験するが、それによって誰もが不幸せになるわけではないし、苦しみが常に人間を不幸にするとは限らないのである。(中略)
要するに、幸福感も不幸感も、各人の精神が生み出すものだということである。“


**************************************

この結論には100%同意する。
幸せにとって大切なのは金持ちになる、多くの友人をもつというように、環境を整えることではなく、幸せに感じる心を持つことだと思うし、それは自著、”4週間で幸せになる方法 Twenty-eight tips to create joyful life”での通奏低音になっている。

結論めいたところを引用してしまったが、この本の面白みはそこではなく、そこまでの道のり、古今東西の哲学紹介にある。
哲学散歩を楽しみたい人には、お薦めの一冊だ。




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幸福に生きるためのノウハウを、医学、幸福学、心理学、
古典哲学、伝統仏教といった幅広い分野から「いいとこ取り」して、
コンパクトにまとめてみました。
「誰でも4週間で幸せになれる」ことを目指した、自信作です。
ぜひ手に取ってみてください!





アーリー/セミリタイアを目指す人はもちろん、
お金に束縛されず、心豊かに過ごすことを望む
すべての人に、ぜひ読んでほしい1冊です。

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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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