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瞑想がこんなに肉体的にきついとは。腰はこわばり、ふくらはぎは痛み・・・。~瞑想レポート2

前回書いたように、先日、4日間家で留守番をする機会に恵まれたので、ひとり瞑想合宿に挑戦してみることにした。
前回、日常的に瞑想の時間はとっていると書いたが、決して本格的なものではない。
去年通ったマインドフル瞑想の講習で習った、椅子に座りながら背筋を立て、頭に浮かんでくる内容をそのつど軽く認識してから脇にのけていくという作業で、所用時間は3~5分。
気楽に、隙間時間でできるので便利だが、このやり方だと長時間は続けにくいから、今回の趣旨であるより本格的な瞑想には適さない。

初日の朝。まずは座禅に挑戦してみた。
本格的なポーズである結跏趺坐だと足首が痛くなるので、半跏趺坐という、片足だけをもう一方の足の上に載せるやり方で座るのだが、久しぶりのせいかうまく姿勢がとれず、しばらくすると少しずつ背筋が曲がっていってしまう。
そうすると腰に負担がかかるから、たちまち筋肉がこわばってくる。
1カ月前にぎっくり腰をしたばっかりなので、腰が痛みだすと不安になり、さっぱり呼吸に集中できない。
もちろん瞑想は深まらないから、10分もするとやめたくてしかたがなくなる。
辛い・・・。

次に「歩く瞑想」をやってみることにした。
ずいぶん昔に何度かやったことがあるが、ほんの少し試した程度なので、ほぼ初挑戦に近い。
やり方は自分の足に、特に足の裏に意識を集中させながらひたすら歩くというもの。
視覚や脳内からの刺激で、意識が逸れそうになっても、できるだけ早くそれに察知して、意識を足の感覚に戻す。
外でやるときは通常のスピードで歩いていいが、屋内で行う場合はできるだけゆっくりと、できればスローモーションでやるのが基本となっている。
そこでゆっくりと行ってみたのだが・・・。

30分もすると、やはり腰が痛くなってくる。
次には右足のふくらはぎも痛くなった。
慣れない動作だから、妙なところに力が入っているのだろう。
座っても歩いても辛いのだから仕方ない、と腰をいたわるつもりで、横になって瞑想。
・・・するとそのまま寝入ってしまった。
これじゃ単なる昼寝だ。
何をやっているんだか、まったく・・・。

さっそく投げ出したくなったが、そこは辛抱。
昼食を軽くすませた後は、外に出て歩く瞑想をすることにした。
本来なら外でやるときも、屋内と同様、手を体の前か後ろで組んで、上体をあまり動かさずに歩くらしいのだが、路上でぎっくり腰を再発させては目も当てられないので、手は組まずに自由にさせることにした。
これなら腰に負担もかかりにくい。
100メートルほどの、人通りの少ない道をひたすら往復する。
この時も意識は足の感触に向け、視界に入ったものや、脳内の思考に注意がそれても、できるだけ素早く足に意識を戻す。
「右足」「左足」「右足」、(風が冷たいな)おっと、意識が逸れた。足に戻して、「右足」「左足」、(夕飯は何にしようか、確か冷蔵庫にあったのは・・・)ダメダメ、考えちゃ。「右足」、「左足」・・・。
こんな感じで意識は逸れまくり、なかなかうまくはいかないが、とにかく続ける。
すると小一時間たったころだろうか。
突然大きな喜びが込み上げてきた。
胸が熱くなるような幸福感に包まれる。
家族、友人、その他の環境と感謝の対象がどんどんと移り変わっていく。
恍惚・・・。

そのような感情を求める種類の瞑想もあるのだが、今回僕が挑戦しているヴィパッサナー(マインドフルネス)瞑想では、それを追わないようにすべきとされている。
今までできるだけ感覚に集中し、雑念を捨ててきたのと同様、沸き上がる喜びにも執着しない。
すると喜びは少しずつ消え、また元の精神状態に戻っていった。
ほんの一時ではあったが、なかなかに不思議な、そして素敵な経験だった。

この程度の経験から神秘的なストーリーをこしらえる気はない。
ただひとつわかったのは、脳は特にいいことが起きたわけではなくても、至福の感情をもたらすことがあるということ。
そう考えると感情というものは、僕らが普段考えているような因果関係がはっきりしたものではなく、もっとフワフワとした、とらえどころのないものなのかもしれない。

家に帰り、さらにひと瞑想すると、もうクタクタ。
ゆっくりと風呂に入り、痛む個所に湿布を貼った後、少し酒を飲んで寝た。
こうしてひとり瞑想合宿の1日目は終わったのだった。




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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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