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”幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ” 発刊記念! 今更ですが、自己紹介をします! 前篇

今日、2017年1月24日は、自著 ”幸せの確率~あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ” の発行日だ。
以前にも書いたが、発売開始日はまた別で、アマゾンでは1月31日から、書店流通は1~2日遅れて、2月に入ってからとなる。

考えてみれば、今まではきちんと自己紹介をしていなかった。
発行日記念、というのもなんだが、今日は僕自身について話をさせてもらう。

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内山直(すなお)というペンネームは、本名から一文字とっただけの、安直なものだ。
深い意味はない。
ペンネームをどうしようかと考えていたら、友人の I 画伯から、「直」は残した方がいいと思うよ、とアドバイスされたので、「直」じゃないほうの一文字をとった。
まさに、素直という名を体現した行いだ。
ペンネームを名乗るのは生まれて初めてだが、一文字とっただけで、本当に別人として生まれ変わったような気分になるのだから、不思議なものだ。
(後で思い出したが、中学生時代、ラジオのネタ番組に投稿していた頃は、ペンネームがあった。それなりにウケて、スタジオに呼ばれたりもした。なんとも呑気な時代だった。ちなみに肝心のペンネームが何だったのかは、覚えていない。)

医者の家系に生まれ、長男だったので、当たり前のように医者になった。
とはいえ、何の疑問ももたなかったわけではない。
中学生のときには、作家になりたいと思っていた。
本を読むのも、自分で文章を書くのも好きだから、という単純な理由からだ。
物語を書くのは、自分が別人になったような気がして、ワクワクした。
同時に、映画少年でもあった。
地元の新聞社が主催する、映画感想文のコンテストに応募するようになり、何度かは入選をはたす。
副賞が映画観賞券だったので、当時、少ないお小遣いをやりくりしながら映画館に通っていた僕には、とてもありがたかった。
ある回で、審査員から、「この子には作家的素質があるのではないか?」という評をもらった。
当時は今よりもさらに、「素直」だった少年が、すっかりその気になったことは言うまでもない。

しかし高校に進んだ後は、小説よりも音楽に興味をもつようになった。
小説が趣味では、ろくに友達もできない。だが当時、洋楽に詳しければ仲間がどんどん増えた。
バンドを組み、曲を作り、演奏する楽しさにはまった。
文章を書いているより、バンドをやっているほうがもてることは、言うまでもないだろう。
多少色気づいてきた当時の僕にとって、それも大きな要素だったことは、否定できない。
(なんて書き方をすると、大モテだったと勘違いされてしまいそうだが、あくまでも比較の問題であり、もちろん、大してもてたわけではない。高校は生徒のほとんどを男子が占める進学校だったと言えば、大体察してもらえるだろう)。
バンド活動があまりにも刺激的で、このまま、音楽で食べていくことはできないだろうか、とも考えた。
学校に提出する書類の進路希望欄に、ロックンローラーと書いて、担任にえらく怒られたこともある(馬鹿だ)。
しかし、音楽を生業をするという夢は、その後すぐに捨てることになった。
バンドの活動をコンテストに伸ばしたとたん、才能が圧倒的に足りないことに、すぐに気づいたのだ。
努力で挽回できるレベルでは、到底なかった。

文章の才能の有無は、それと比べると、見極めるのが難しい。だからその後も、だらだらと希望を引きずることになる。

医学部生時代は、とにかく旅をした。
学校がある期間はせっせとアルバイトに励み、長期休暇になると、バッグを背負って世界のあちこちを放浪する。
家庭教師とバーテンダーのバイトで、多いときは月に20万円ほど稼いだ。当時のお金で、だ。
今思い起こせば、バイトの合間に学校に行くような日々だった。
行先は、いくら貯められたかで大体決まる。
予算が少なければ、アジア。うまくお金が貯まったときは、ヨーロッパやアフリカ、中南米まで足を伸ばしたこともある。
この経験がいずれ、自分の創造世界を築くための糧になるだろう、という思いも、常に頭の片隅にあった。
しかし、実際に文章を書くことはなかった。
旅、交友、酒、あるいは、バーテンダーとしてのアルバイトといった刺激的な生活の中で、文章を書くという地味な作業に、魅力を見出すことができなかったのだ。
それは理解してもらえると思う。

医学部卒業を控えた冬、僕はこのままだと本当に医者になるんだ、という事実がうまく飲み込めず、急に焦り出した。
そこで、一遍の短編でもいいから書いて、出版社に送ってみようと考えた。
しかし、医師国家試験の準備に並行して、四苦八苦しながら書いたストーリーは、とても小説と呼べるレベルのものではなかった。
ずっと、何も書いていなかったのだから、当たり前だ。いきなりいいものが、書けるわけがない。
僕はそれを出版社に送ることのないまま、国家試験を受け、そして医者になった。

2年間の研修医生活の後は大学院に進み、4年間、研究を中心とした日々を送った。
研究だけをしていればいいわけではなく、ある程度大学病院で診療にあたることもノルマとして課されたし、それは無給だったので、さらにその他に生計を立てるためのアルバイトも必要だったから、多忙を極めた。
しかし、最後の年、論文を仕上げ、後は指導教官からの修正、そしてそれに続く論文審査を待つのみという状態になると、少し時間ができた。少なくとも、その日のうちには家に帰れるようになった。
その時、作家になるとしたら、これが本当に最後のチャンスだろうという、切羽詰まった思いに駆り立てられた。
今こそ書くべきだ、と思った。
9時か10時に家に帰り、夜中の2時ころまでを執筆にあてるという日々が、1年ちょっと続いただろうか。
飲みにも行かず、彼女もつくらず、よくもまあ、ストイックにがんばったものだと思う。
収入が少なく、貧乏だったことも功を奏した。
飲みに行くお金があったら、僕のことだ、ふらふらと出歩いてしまったかもしれない。
何はともあれ、その間に僕は、3編の短・中編を書き、大手出版社が主催する新人賞に応募した。
3つとも、1次審査は難なく通った。ちょろいもんだ、と内心思った。
しかしその後、僕の作品はぼろぼろと落とされ、結局、最終選考まで残ったものは、ひとつもなかった。
(このことは、去年12月24日のブログでも少し触れた)

「僕の文章は、世に出す価値のあるレベルではない」
残念であったが、そう判断せざるをえなかった。
少年時代から、紆余曲折がありながらも、だらだらと引きずり続けてきた作家になるという夢は、この時に一度、終わることになる。

(つづく)



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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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