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出版社への原稿の売り込み12~セルバ出版からのオファーを受諾し、商業出版が正式決定!の巻

1回分空いたが、今回は一昨日の続き。
「出版社への原稿の売り込み」シリーズも、次回で最終回となる。

(前回までのあらすじ)
様子がおかしいと思っていた次男の正体が、じつは宇宙からの侵略者であったことを直は知る。
地球を救う方法はあるのか、そして、本物の次男は無事なのか?
その時、直の視線を釘付けにした、あるヒント、とは?

つまらない冗談を言ってないで、さっさと始めます・・・。

というわけで、残るはごま書房新社か、セルバ出版か。
二者択一だ!

まずは、ごま書房新社のIさんに電話を入れてみる。
Iさんの対応は、前回同様、穏やかなものだった。
「ああ、内山さん。もちろん、覚えていますとも。原稿は先週、ちゃんと受け取りましたよ」
僕はセルバ出版から来たメールについて、正直に説明した。
「えっ、もう決まったんですか? うちより前に送っていたんですかね?」
いえ、送ったのは御社と同時です。
「早いなあ。本当に読んでるのかな?」
とIさんは、僕を不安にさせるようなことを言う。
「そちらへの返事をあまり引き延ばすのも失礼なので、できるだけ早く御社からのご回答をいただきたいのですが・・・」
と詰め寄ると、返ってきたのは、「う~ん」という、困ったようなリアクション。
「何とかしたいけど、正式採用までは、やはり1カ月くらい頂かないと」
そりゃそうだよなあ。

ごま書房新社の判断を待つべきか?
僕自身は、待つのは平気だ。半年にも及ぶ売り込み活動で、慣れっこになっている。
だが、それではセルバ出版に失礼だ、とも思った。
極めて短期間で原稿を読み、商業出版の決定までしてくれたのに、
「他社さんも検討してくれているので、1か月待ってくれ」
とは、とても言えない。
電話口で頭をフル回転させた後、僕は僕なりの「筋を通す」ことを優先することに決め、僕の言葉を待つIさんに告げた。
「すいません。先方にお待ちいただくのは心苦しいので、今回のお話はなかったことにさせてください」
「かまいませんよ」
Iさんの口調からは、気を悪くした様子は感じられない。終始、温かなままだった。
忙しい中、電話で何度も対応をしてくれたのだから、恨みがましい口調になっても不思議はないにも関わらずだ。
このまま作家への転身が成功したら、いつか一緒に仕事をしてみたい、そんなふうに思わせてくれる人だった。

そのような経緯で、僕はセルバ出版1社に気持ちを集中させることにした。
Mさんはメールの中で、「商業出版」とはっきりと書いてくれている。
でも、僕には気になる点が3つあった。
1.商業出版といいながら、実は自費出版に限りなく近い条件を提示してくる出版社もある、という記事を、ネットで読んだことがある。
2.Iさんの「本当に読んだのかな?」という呟きが気になる。確かに、決定が迅速過ぎるような・・・。
3.そして一番気になるのが、「印税は、原稿のリライトなどの程度で上下します」との文面。
リライトということは、文章に大きく手を入れられてしまうのか? 
そしてその場合、印税が5%からさらに下がってしまうのか?

僕はセルバ出版社に問い合わせのメールを入れた。
この経緯は、本ブログの第2回目、2016年12月17日の記事でも、軽く触れている。

印税は5%だが、リライトの程度により増減する」とのことでしたが、私の場合はどのようになりそうでしょうか?
また、増刷になった場合には印税が上がるといったことはありますでしょうか?


それに対するMさんの返事は、以下のようなものだった。

印税は、制作条件通り5パーセントです。増刷した時にアップすることは考えていません。


増刷がかかっても5%のままというのは、少し残念ではある。
しかし、ということは、最初のメールにあったリライト云々は、無視していいていいようだ。

5%の印税という条件を、素晴らしいとは思わない。
印税というと、やはり8~10%の印象がある。
ただ、無名の新人である僕に、交渉の余地があるとも思えない。
出版社が1冊の本を世に送り出すためには、少なくとも100~150万円程度のコストがかかるのだということを、一連の売り込み活動を通じ、僕は理解するようになった。
ここでは、医者の肩書は、何の足しにもならない。
つまり、現時点では何の実績もない僕のためにそれだけのリスクを背負ってくれるというのだから、これはありがたいオファーと受け止めるべきだろう。
印税の多寡でゴネるべきではないし、そもそも、金のために書いた本ではない。

というわけで、2016年12月19日、僕はセルバ出版からのオファーを受諾し、自著の商業出版が正式に決定した。

執筆には2年かけた。
売り込みには6カ月以上かかった。
ひたすらダメ出しをうけながらも、石にかじりつく気持ちで粘り続けた。
そして、ついに商業出版を勝ち得たのだ。

喜びが実感として湧いてくるのに、1週間ほどかかった。
それほど、「期待しない状態」に、精神が慣れてしまっていたのだろう。

それから約1ヶ月がたち、現在。
(まだあれから1カ月しかたっていないのか! と唖然とする)
Mさんとは数えきれないほどのメールをやりとりしながら、細部を詰めてきた。
とても厳しい人で、お愛想めいた挨拶や、励みになるような言葉を投げかけてくれることは最後までなかったが、僕の原稿を、プロの視点からまとめ上げてくれた。
ただ、感謝の言葉しかない。

今でも、本当に本が出るのだろうかと、半信半疑の自分がいる。
いや、これは「現実」のはずだ、と不安がる自分に強く言い聞かせてみる。
だって、年末から先週にかけて、必死になって校正作業をこなしたことは、夢にありがちな薄っぺらい記憶ではなく、奥行きのある実感として、確かに僕の中に残っているじゃないか。
そして、1月24日の発行日は、もう目前にまで迫っている。

夢なら覚めないでくれ、と願う。

さて、今日は日曜日。
まずは、本物の次男を探しに行かなければ!
(その話、まだする?)





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追記:
プレスリリースに関することなんかの、ドタバタが終わって、ようやくほっと一息。
今頃去年の紅白を見てます(笑)。
Sekai No Owari って、僕は加齢による感受性の鈍化ゆえ、もはや全然感動しないけど、でも、曲作りのセンスの良さは、ビンビンと感じます。すごい才能だなあ、と惚れ惚れ。今のところ、高感度2位(1位は星野源)。
白組、がんばれ!
(なんて、結果は知ってるんだけどね。あれは、変な話だよなあ)

追記2:
そうそう、我が家で流行っているクイズ。
今年の紅白、どっちが勝ったか知ってる? って聞くのです。
「白組」って答えたら、ブー、それは(今年じゃなくて)去年の紅白でした、となる。
バカバカしいひっかけなんだけど、間違えた方はかなり悔しいので、それなりに盛り上がります。
あ、でも、さすがに1/22にもなると無理かな?


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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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