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出版社への原稿の売り込み10

前回書いた4社のうち、まずは電話での問い合わせが必要な、ごま書房新社にあたってみた。

ネットで、出版社への持ち込み方を調べると、絶対にやってはいけないこととして、
「電話での売り込み」と「アポなし訪問」が挙げられている。
編集者は皆、忙しいので、そのようなことをすれば迷惑がられるだけで、良い結果を引き出すことは決してない、というのだ。

なのに、ごま書房新社だけは、まずは電話で相談を、となっている。
これは、どういうことだろう?

何となく嫌な予感を覚えながら、僕はダイヤルを押した。

僕の電話は、すぐに編集部のIさんへと取り次がれた。
Iさんは挨拶もそこそこに、原稿の内容、章構成、僕の略歴について、矢継ぎ早に質問してくる。
緊張で、手のひらが汗ばむ。まるで面接を受けているみたいだ。
企画を評価してもらえるよう、できるだけ迅速、かつ的確に返答しようと努める。

問答自体は、多分、数分間に過ぎなかったと思う。
一連の会話の後、Iさんは、それまでの詰問調からうってかわった、穏やかな口調で言った。
「なるほど、おもしろそうですね」
えっ、高評価?
「数年前、うちで『男の節約術』というような内容の本を出したんですよ。あれ、けっこう売れたんだよなぁ」
男の節約術? う~ん、僕の執筆意図とは、かなりかけ離れているんだけど・・・。
「そういうの、ちょうど欲しかったんです。原稿を郵送してください。審査してみます」

やったあああ!
売り込みから半年以上かかって、ようやく原稿を読んでもらえることになった!
「まずは電話を」という文言がなんだか怪しく感じられ、期待していなかった分、喜びも大きい。
こういうのが、以前に述べた、「編集者が欲しいと思っていた企画がたまたま舞い込んだ」ということに合致するのだろうか?
だとすれば、今度こそいけるかもしれない!

早速原稿をプリントアウトし、ごま書房新社へ郵送する。
ついでに、郵便でしか原稿をうけつけていない、セルバ出版にも郵送。
その後すぐ、花伝社とサンクチュアリ出版に、原稿を添付したメールを送信した。

これで種は撒き終わったことになる。
4社に原稿を送ったということは、少なくとも4人が、僕の実際の原稿を手にすることになる・・・はずだ。
妻と、ごく親しい友人以外には、読んでもらったことがない原稿が、いよいよプロの手に渡るということは、喜びの感情だけでなく、身の引き締まるような緊張感をも、同時にもたらす。
これでダメなら、残念ながら、僕の原稿には商業出版をする価値がないのだと認めざるをえない。
とりあえずは、電話口でのIさんの前向きな対応が心の拠り所だ。

今回はどのくらい待つことになるのだろうか。
今までは企画書の審査だけだったが、それでも、長いところでは2か月近くかかっている。
10万字の原稿自体を審査するとなると、どのくらいかかるのか、見当もつかない。

まあ、いいや。待つのにはすっかり慣れた。
これが最後の挑戦なのだから、記念の意味も込めて、待つこと自体を楽しむことにしよう。
せいぜいゆっくりやってくれ。

ところが、予想に反して、そこから続く矢継ぎ早のレスポンスに、僕は目が回りそうな思いをすることになる。




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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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