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出版社への原稿の売り込み7

企画のたまご屋さんでの売り込み期間は2週間と規定されている。
2週間で、タイムアウト。その後も出版社からのオファーがくれば動くが、企画配信から2週間以上たってからオファーが来ることは、まずないのだとのこと。

1日1通、毎朝配信される企画。
それらは午前9時ちょうどに、企画のたまご屋さんHP上でも表示される。
最初は、どの企画にも「問い合わせ可能」の文字が。
そして、出版社からのオファーが来ると、「検討中」に変わるというシステムになっている。
これまでに配信された企画にざっと目を通してみると、どれもおもしろそうなものばかりだ。
だが、ほとんどが「問い合わせ可能」のまま、壁の花のように残っている。
ぱんぱんに膨らんだ自信が、しぼんでいく。
大丈夫なはずだ、と自分に暗示をかけるが、うまくいかない。

11月8日、当日。
配信された僕の企画にも、まずは当然のことながら、「問い合わせ可能」と記されていた。
それが「検討中」に変われば、出版社が僕の企画に興味をもち、コンタクトをとってきたということを意味する。
気にしても仕方がないのはわかっているが、もちろん気になってしかたがない。
頻回にHPを開いて、表示をチェックする。
中々「検討中」にならない。
焦れる。
数日前までの自信は、もはやあとかたもない。
不安だけが募っていく。

はたして、僕の企画にオファーは来るのだろうか?
「企画のたまごやさんに配信して駄目な企画は、どこに持ち込んでも駄目」という評判が、何度も頭に浮かぶ。

結局その日は、表示が変わらないまま終わった。

翌日も、どうにも気になってならない。
緊張のせいか、めまいまでする。
マンションの駐車場にきちんと車を停めたつもりが、エンジンをかけたまま放置されていると管理人から連絡が入り、慌てて駆け付ける。
我ながら、まともな精神状態ではない。
気を紛らわせるためにも、ヨガに集中しようと試みるが、心は上の空だ。
ましてや瞑想など、できるわけもない。

20分おき、ひどい時には10分おきにパソコンの画面をクリックする。
表示は変わらない。
なぜだろう?
300社以上の出版社に僕の企画書が配信されて、本当に、ただの1社も手を挙げてくれないのだろうか?

1日、また1日と過ぎていく。
1日が只々、長い。
しかし、どんなに時間がたつのが遅かろうとも、そして、どれだけもどかしい思いを引きずり続けようとも、少しずつ時計の針は進み・・・。
11月22日。2週間経過。
タイムオーバー。
企画のたまご屋さんを通じての売り込みは、失敗という形で終了した。

出版プロデューサーを通しても、ダメなのか。
立ちはだかる商業出版のハードルはそびえるように高く、その頂きを垣間見ることすらできない僕は、ただ呆然と立ち尽くすしかなかった。




追記;
今回、なんとか出版が決まったとのご報告を、担当のKさんにメールで送ったところ、温かい祝福のお返事をいただいた。
正直に言うと、半年間の売り込みの中で、出版業界のいろいろな人に、かなりひどいことも言われた。
なんで出版業界っていうのは、こんな傲慢な輩が多いんだ、と何度も思った。
(医者なんて、ホント、かわいいものだ)。
でも、多くはないにせよ、Kさんのような親切な方にも出会うことができ、こういった人たちに背中を押してもらったお陰で、心が折れることなくがんばれたのだと思う。
ただただ、感謝しかない。
そして本編でも書いた通り、企画のたまご屋さんは完全に成功報酬のシステムなので、僕は法人側にもKさんにも、一銭も払っていない。
あれだけ教えていただいて、申し訳ないような気持ちだ。
いずれ、何らかの形で恩返しができれば、と思っている。


追記2;
いろいろひどいことも言われた、と書いたが・・・。
一番ひどかったのは、僕よりもずっと年が若い、(自称)出版プロデューサーの女性。
「この企画じゃ、自費出版じゃないと無理ですね。医者なら、こういうのじゃなくて、ダイエットの本を書いたらいいんじゃないですか?」
と言われ、逆上しそうになった。
僕の友人の紹介で連絡を取った相手だったので、友人の立場を考えて、そこは堪えたが。
もちろん未熟な点も多々あろうけど、50歳に近い男が、2年もかけて、必死に書きためた10万字の原稿だよ!
ひどいこと言うよなあ。



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出版への指南書は何冊か読んだが、個人的にはこの本が一番よかった。
ちなみに著者は、「企画のたまご屋さん」の名誉会長、吉田浩氏だ。
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これは、昨日三男がベランダで作った雪だるま。
ちょうどスターウォーズのBB-8みたいだ。
幼稚園児らしくて、いい。
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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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