FC2ブログ

記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アーリーリタイア後は暇を持て余すのでは? と不安な人は必読! ~ 「暇と退屈の倫理学」を読んで1

國分功一郎著「暇と退屈の倫理学」を興味深く読んだ。





アーリーリタイア希望者の中には、リタイア後、暇を持て余して、退屈するようなことはないだろうか、と心配している人もいるかもしれない。

たとえば、自著“幸せの確率 あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ”では、下のようなことも書いている。

“読者の中には、リタイア後、やりたいことがみつかるかどうか、自信がないという人もいることでしょう。そんな人のために、ひとつ実践的なテクニックを紹介します。
まずは、今までの人生で夢中になった趣味や遊びを、箇条書きにしてみてください。学生時代の部活、楽器などの習い事、旅行、ハイキング、映画鑑賞や読書など、少ない人でも三つや四つはあると思います。
そして、書き出す時には、当時のことをできるだけ詳しく思い出すようにしてください。それらに没頭していた時の感覚がよみがえってきて、楽しい気分になってくるはずです(もしならないとしたら、それは疲れやストレスがたまりすぎているサインであり、休養をとるなどの対処が必要かもしれません)。
そうやって、過去のポジティブな記憶から刺激をうけることにより、思考が柔軟になってきたところで、次は、いつか時間があったらやってみたいことを、思いつくままに書いてみましょう。もし、今すぐにではなくとも、死ぬまでに絶対にやっておきたいというようなことがあったら、二重丸で囲んでください。それは「とても関心がある」にもかかわらず、「労力や時間がかかるので、なかなか手を伸ばせない」ことでしょうから、リタイア後に真っ先に取り組むべきことと考えて間違いありません。“



というわけで僕自身、執筆、ヨガ、瞑想、最近では英語学習やピアノなんかにも取り組んでいるというわけだ。


今回、そこからさらに、「暇」そして「退屈」というものへの考察を深めたくて、本書を手に取ってみた。
本書では序章において、このような問題提起がなされる。

p23~

“資本主義の全面展開によって、少なくとも先進国の人びとは裕福になった。そして暇を得た。だが、暇を得た人びとは、その暇をどう使ってよいのか分からない。何が楽しいのか分からない。自分の好きなことが何なのか分からない。
そこに資本主義がつけ込む。文化産業が、既成の楽しみ、産業に都合のよい楽しみを人びとに提供する。かつては労働者の労働力が搾取されていると盛んに言われた。いまでは、むしろ労働者の暇が搾取されている。高度情報化社会という言葉が死語になるほどに情報化が進み、インターネットが普及した現在、この暇の搾取は資本主義を牽引する大きな力である。
なぜ暇は搾取されるのだろうか? それは人が退屈することを嫌うからである。人は暇を得たが、暇を何に使えばよいのか分からない。このままでは暇のなかで退屈してしまう。だから、与えられた楽しみ、準備・用意された快楽に身を委ね、安心を得る。では、どうすればよいのだろうか? なぜ人は暇のなかで退屈してしまうのだろうか? そもそも退屈とは何か?
こうして、暇のなかでいかに生きるべきか、退屈とどう向き合うべきかという問いがあらわれる。<暇と退屈の倫理学>が問いたいのはこの問いである。“


うむむ、興味深い。
実は自著でも「暇の搾取」に関連して、このように述べている。

“特に近年、様々な情報により、我々の欲望は刺激を受けつづける羽目に陥っています。テレビを見ていても、連休前などはレジャー情報ばかりで、まるでどこかに遊びにいかなければ、人生を損なっているかのような気持ちにさせられますし、インターネットやモバイルコミュニケーションの発達は、ただでさえ大量に乱れ飛ぶ情報を、さらに増幅した上で氾濫させています。ネットでセレブなブログを見て、自分もこんな生活がしてみたい! と羨ましく思ったことはありませんか? あるいは、ツイッターやフェイスブックを通じて、友人が刺激的な日々を送っていることを知り、自分は無為に人生を浪費しているのでは、と焦ってしまったという経験は? でも、上を見続ければ、何ごとにもきりがないのは自明の理です。逆に、「どこかで歯止めをかけない限り、欲望には終わりがないのだ」ということを理解した上で、ある程度以上の誘惑をシャットアウトすることができれば、それだけで日々の満足率は飛躍的に上がることでしょう。”



次回からは「暇と退屈の倫理学」の中身に踏み込みたい。



本日もご来訪ありがとうございます。
お陰さまで「セミリタイア生活」ランキングで上位に留まれています。
無名の僕が、自著の存在を知ってもらう唯一の手段がこのブログであり、
引き続き、皆様のご支援だけが頼りです。
お手数をおかけしますが、ポチッのひと押し、何卒よろしくお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村




絶賛発売中!


IMG_6635.jpg

素晴らしいパクチーを頂いた。
これがどう料理されるかは、今週の記事で紹介していきたい。



自著の紹介
僕が書いた本「幸せの確率」の内容

自著に対するマスコミでの書評
アゴラ 言論プラットフォーム
新潟日報

自著を紹介してくれているブログ
FXで1億稼いでアーリーリタイア
のんびり逃げ切り。。。リタイアしました!
いろいろ投資でハッピーリタイア
気ままに映画を楽しんで~セミリタイア日和
区分所有でいこう!
21歳、投機家です
「フリーターだって不動産投資できるもん!!」



にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

スポンサーサイト

プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア

フリーエリア

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。