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温泉の効能書きに「風邪の回復期」とあったのだが、「回復期限定」ってちょっとずるくないか? ~ 家族での小旅行

先週末、家族で温泉旅行に行って来た。

行先は、瀬波温泉。新潟市にある自宅マンションから、車で1時間ほどのところにある。
小さいながらも露天風呂のついた部屋があり、そこから日本海が一望できるのが気に入っていて、毎年1~2回訪れる。

何度も書いてきた通り、僕は無精者だ。
温泉宿に行っても、大浴場まで行くのがどうにも面倒くさい。
だから大抵は、露天風呂つきの部屋を取る。
豪勢に聞こえるかもしれないが、露天風呂がついていない通常の部屋と比べ、実はそれほど料金は変わらないことが多い。

新潟市およびその近郊には温泉エリアが多く、最近は、露天風呂つきの部屋も増えて来た。
ただし、その多くは残念ながら「温泉」ではなく、単なる沸かし湯だ。
部屋に温泉を引かない理由は大きくふたつあって、ひとつは温泉の匂いが強烈な場合、部屋の中にまで匂いが染みついて、飲食や宿泊に適さなくなってしまうというもの。
もうひとつは、温泉を引き上げる動力の問題。詳しくは僕にはわからないのだが、ある程度以上の高さには湯をもってこられないというケースを聞く。
だから、その手の宿では、たとえば3階までは温泉だが、4階からは沸かし湯、なんてことになる。
僕らが今回泊ったのは、このふたつ目のパターンで、下の階は小さいながらも温泉。
上の階は大きな露天風呂が部屋についているものの、温泉ではなく沸かし湯ということになっている。
好みの問題だろうが、僕自身は温泉でなければつまらないので、いつも小さな浴槽の下の部屋を指定している。


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今回は体調が万全ではなかった。
いわゆる、「風邪の治りかけ」の状態。
もう一息という感じで、夕刻までは微熱程度なのだが、夕飯時から38度台の熱が出て、それが数時間続く。
だから外泊は気が重くもあったが、せっかくの予約をキャンセルするほどのこともないだろうと判断して、出かけることにした。

妻子は大浴場を好むので、僕は部屋でのんびり。
チェックイン後、すぐに一組だけ布団を敷いてもらい、あとはひたすら露天風呂と布団との往復。
食事も部屋で取れたので、一歩も部屋から出ることなく過ごすことが出来た。
夜もひとりで、さっさと早寝。
本調子でないのだから、娯楽よりも休養が優先だ。

そんな感じで1泊を終え、帰る日の朝。
心なしか体が軽く、風邪がほぼ完治したようだった。
その時は温泉が効いたとは思わなかった。ちょうど治るタイミングだったのだろう、くらいに考えていた。
しかし同時に、体調不良によって1週間近く家にこもった後だったので、小旅行がいい気分転換になり、多少は治癒を早めてくれたのかもしれないな、とも感じた。

妻がカウンターでチェックアウトの手続きをしている間、見るともなしに温泉の効能書きを眺める。
神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩・・・など、お馴染みの文句が並ぶ中、このような文字が目に入った。
「風邪の回復期」

(あれっ、この温泉、回復期の風邪に効くんだ。ひょっとして僕の風邪にも効いたのかな?)
一瞬そうも思ったが、そんなわけはない、とすぐに思い直した。
風邪の回復期にあるということは、その原因ウイルスに対する抗体が産生され、本格的に免疫機能が働きはじめているということになる。
温泉に入ろうが入るまいが、回復期に入ればじきに治るのが普通だ。
そう考えれば、そもそも効能書きにある「風邪の回復期」という文言が怪しいのだ。
風邪の「引きはじめ」や「ひどい時期」には効かず、「回復期」にのみ効くと言われても、ちょっと納得しがたい。
それはちょうど治る時期だったのだろう、と考えるのが筋に思える。

帰りの車の中でそう話すと、妻は笑って言った。
「いやいや、本当に温泉が効いたのかもよ」
妻のコメントは、相変わらず能天気だ。
でも、別にそれでいいのかもしれない、という気がしてきた。
風邪が治ったのが、温泉が効いたためなのか、単なるタイミングの問題なのか、証明することはできない。
であれば、論理的になって疑ってかかるよりも、「温泉のお陰で治りが早まった」と安易に信じたほうが、わざわざやってきたことに対するお得感が増して、より幸せな気分に浸ることができそうだ。

最近、大切なのは心が平和で幸せかどうかであり、なにが真実かなんてどうでもいいのかな、なんて思うことが増えてきた。
今までは常識だと思っていたことが、どうも違うように感じることがままあり、「真実」という言葉が胡散臭く聞こえるようになってきたというのがひとつ。
そして、細かく吟味、検討するのが億劫になってきた、というのもひとつ。

要は単なるアーリーリタイア呆けなのかもしれないね。



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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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