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祭りの翌日、のんびりと宴会の片づけをしながら、こんな日まで一生懸命働くことはないのに、と思った

8月4日から6日までの3日間、地元では「新潟祭り」が催された。
僕はあまり「祭り」的なことに興味がないので、神輿を担いだり、民謡流しに参加したりということはない。
ただ、もちろん気が向けば、子供連れで見物くらいには出掛けたいのだが、例年、なんだかんだでその時間がとれない。
なぜかと言うと・・・。

まずは、遠泳教室。
この季節、下ふたり(小3と小1)は毎日、海に通っている。
巻き足などの日本の古典泳法や、救命術を学ぶためだ。
教室の目的は、「海で死なない子ども」にすること。
たとえ潮に流されたとしても、通常は5時間以内に救出されるから、5時間、海で浮かび続けることができれば、まず命を落とすことはない。
そのために毎日練習して、最終日、5時間遠泳に挑戦となる。
もちろん、夏休みの宿題や他の習い事もあるから、祭りの期間中も、子供たちは忙しく日々を送っている。

大人もそれなりに大変だ。
遠泳教室の送り迎えに加え、海の家のお手伝い。
コーチ陣はボランティアで来てくれているし、海の家も持ちだしで支援してくれているから、その代わり、保護者はできるだけ海の家の手伝いをして、お返しをするようなシステムになっている。
今の時代、こういう様式も珍しいのではなかろうか?
(ちなみにコーチのトップは御年82歳。この暑さの中、連日砂浜に立って、大声で子供たちを指導されている)

それに加え、祭り最終日の花火。
マンションのベランダから、新潟花火を間近で鑑賞することができるので、毎年、ゲストをお招きしていて、その準備がある。
食事の用意と飲み物の買い出しは妻の担当。
僕の役割は、ベランダの清掃と窓ガラス拭き。
一々屋外用のサンダルに履き変えなくても、そのままベランダに出られるよう、床面を磨きあげることにしている。
花火がよく見えるベランダは2つあり、その両方をきれいにするから、それなりの仕事量になる。
しかも数年前、それでぎっくり腰をやっているから、計画をしっかり組んで、少しずつやっていく。

もちろん、居間の整理、清掃、それにセッティングもある。
これは、以前は妻の担当だったのだが、アーリーリタイアして時間に余裕ができたので、大半を僕が受け持つようになった。
どちらの担当、と杓子定規に決めるのではなく、手の空いたほうが順次できることをする、という感じでやっている。

妻は僕と違って、何ごとにも熱心なタイプの性格で、だから基本的には日々、とても助かっているのだが、逆に僕には理解できない欠点もある。
さっぱり時間が読めない。
そして、大ざっぱだ。
だから話がこの手の準備になると、最後はバタバタになるのがみえているので、僕のほうは先回りをしながら、穴が開きそうなところをあらかじめ埋めていく。
これは多少神経を使うので、なかなか、
「せっかくの祭りだから、屋台でも冷やかしに行こうか」
というような、のんびりとした気分にならない。

そんな中、今年は大きなアクシデントに見舞われた。
花火大会当日の午前中、突然、台所の配水管が詰まったのだ。
何もこんな日に限って! しかも日曜日だし! と内心では悲鳴を上げながら業者を探すと、午後一番で来てくれるところがみつかった。

ほっ。
これでなんとかなるはず、と思いきや・・・。
修理工が来て、手を尽くしてくれたのだが、詰まりはまったく改善されない。
汚れによる通常の詰まりは、排水口付近で生じるのだが、どういうわけか、通常の器具では届かない、数メートル先で、がっちりと詰まっているとのこと。
となると排水口からではなく、より中央の配管からアプローチするしかなく、それこそ、ビルやマンションを管理しているような専門業者じゃないと、手の施しようがないのだそうだ。
そんなところが、日曜日に対応してくれるわけがない。
万事休す。

こういうときに大切なのは、気持ちを切り替えること。
出来る範囲でなんとかするしかない。
使う食器、グラスを最小限に抑え、予定した料理の内容を一部変更。
洗面所に、急造の食器洗い場を作る。
こういう時は、医師時代からの、完璧主義的な性格を引きずっている僕よりも、アバウトな代わりに、何ごとにも応用の効く妻の方が馬力を発揮することが多い。
試行錯誤の結果、最終的には何とかなったが、例年以上に時間が押せ押せになり、準備が整ったのはゲストが到着する時刻ギリギリという有様だった。
(チャイムが鳴って、子供たちが出迎えに玄関に走る時、妻はまだキッチンにいたし、僕はダイニングで食器を並べている最中だった)。

ふう、なんとか間に合った、と胸をなでおろしながら、楽しみにしていた宴会を迎える。
仲のいい友人家族とのひと時は、ただでさえ楽しいのに、そこに花火と、皆が持ち寄ってくれた美酒が加わる。
ついつい飲みすぎるし、準備疲れもあるから酔いも回って、最後はいつもどおりにワケがワカラナくなる。


前置きがずいぶん長くなってしまったが、今日書きたかったのは祭り当日のことではなく、昨日、つまり、その翌日の話だ。
僕ら家族は夜更かしをした分、少しだけ寝坊して、8時頃起き出した。
そこでようやく宴会の片づけを始める。
例年も時間がかかるが、今年はキッチンの排水口が詰まったままだから、さらに大変だ。
子供たちの勉強をみたりといった日常と、並行して行った清掃作業は、午前一杯かかった。
で、昼食時、前日のご馳走の余りもので、軽くビール。
妻とお互いの労をねぎらう。
楽しかった宴席での出来事や会話について、思い出しすままに語り合い、笑う。
これで僕らの新潟祭りは、本当にお終いとなる。

祭りの翌日がこんな流れになったのは、もちろん、去年、僕がアーリーリタイアしてから。
開業医だった一昨年までは、日曜日、ゲストが帰った後に夜中まで片づけをして、翌朝からは通常通り診療にあたっていた。
結果として、疲れが抜けないまま、過ごすことになる。
ほとんどの市民がそうだろう。

祭りの翌日くらい、もっとゆっくりと過ごしてもいいのではなかろうか? というのが、僕の本記事における主張だ。
学生の体育祭や文化祭だって、遊びみたいなものだが、翌日はきっちり代休がある。
体を休め、高揚した気持ちを鎮めながら、祭りの余韻に浸る1日。
それがあれば、体調を崩すリスクは小さくなるし、なにより、記憶の残る思い出だって、より愉快なものになるはずだ。

日本の祝祭日は、世界の中で群を抜いて多い。
政府はそれをさらに増やそうとしている。
祝日なんてもう十分だから、そんなことよりも、祭りの翌日くらい、休みたい人は休む、店を閉めたいところは閉めるということに、みなが寛容になるような、意識作りのほうが大切なのではないだろうか?

(あれっ、月曜日なのに、いきつけの店が閉まっている)
(スタッフが少ないから、やけにサービスが遅いなあ)

そんなとき、迷惑だ! ではなくて、(まあ、祭りの翌日だもんな)と多少の不便さを笑って流せる慣習作りの方が、よほど大切だと思う。
特に、暑い中、神輿を担いで市内を練り歩いたオジサンたちなんて、翌日も仕事では、本当に倒れてしまいかねない。
そして、もし世の中にそんな「緩さ」があれば、僕だって「アーリーリタイアしたい」と切実に願ったりはしなかったのではなかろうか?
皆が真面目過ぎるし、世間のせちがらさは度を越している。
祭りの翌日にのんびりするなんてことは、昔の日本では当たり前だったはずなのに・・・。


それにしても、台所の配管詰まりの件。
昨日は結局、業者には来てもらえなかった。
忙しいのだそうだ(ホントカネ?)
でもまあ、祭りの翌日だもんナ、と笑って流すしかなかろう。
流れないのは汚水だけ、ってか?

いやはや、困ったなあ(ため息)。




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台風の影響で、昨日はバカ暑っちぇえ1日だった。



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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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