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新潟県第2の都市、長岡で講演を行ってきた。さて、本の売れ行きはというと・・・

新潟市から南に50kmほど下ると、長岡市という、新潟県第2の都市がある。
当ブログでもたびたび登場する、僕の最大の支援者、Oくんの地元だ。
一昨日、Oくんに招いてもらい、長岡市で講演をしてきた。
招かれたと言うと聞こえがいいが、僕の話を聞きたい人がそういるとは思えないので、僕が販促に苦戦している様子をみかねたOくんが、気をまわして一肌脱いでくれたというのが、実情に近そうだ。

ちなみにOくんとは、もう20年の付き合いになる。
知り合った頃は、僕は地方病院で、医師として「医長」の肩書があったのに対し、Oくんは、まだペーペーの新人サラリーマンだった。
それから年月を経て、僕はアーリーリタイア、片やOくんは、実業家として成功し、すっかり地元の名士だから、社会的地位でいえば、完全に立場が逆転したことになる。
それでも友情が変わずに続いているあたり、僕としてはなんとも気分がいい。
しかし、20年前の、あの人懐っこい笑顔の若者が、こんな大物になるとはなあ。


出無精の僕が、新潟市を出ることは、年に数回しかない。
そして、それらは通常は家族と一緒だから、単身での遠出は本当にまれで、それこそ数年に一度という感じになる。
たった50kmの距離とはいえ、僕にとっては大イベントだ。

車でももちろん行けるのだが、Oくんと会えば必ず酒になるので、新幹線を利用した。
新幹線に乗るのも、これまた数年ぶり。
以前、大学病院に勤務していた頃は、細かい出張が多く、多い時期は週に2回ほど新幹線を利用しており、その頃はもちろん、なんの感慨も覚えることなく乗っていたのだが、今のように、移動に縁のない生活をしていると、たまの乗車がとても新鮮だ。
流線形のデザインがカッコイイ。
車内は驚くほど清潔だ(日本、万歳!)。
そして、当たり前だが、めっぽう速い。
すごいなあ、ワクワクするなあ、と子供の遠足状態で車窓から景色を楽しんでいると、たちまち長岡駅に到着。

長岡駅から会場までは、タクシー。
ちなみに僕は、タクシーにもめったに乗らないので、これもちょっとワクワクする。
やはり車窓から、真夏の日差しが照りつける風景を楽しむ。
20年以上前、僕は研修医の2年目を長岡市の病院で過ごしたので、流れて行く景色がなつかしい。
大きく変わったところもあれば、昔のままのところもある。

会場に着くと、エントランスホールで、Oくんを始め、中心となるスタッフたちから出迎えをうけた。
この1年、出版社であれ書店であれ、なんの実績もない新人作家として、冷たい扱いをうけることにすっかり慣れているので、たまの講演の際、このように手厚く遇されると、うれしいというより、なんだか不思議な気持ちになる。
(ええっと、僕、内山ですけど、わかってます? ひょっとして誰かと間違えてませんか?)
販売用に持ち込んだ本をスタッフのひとりが引き受け、階段を駆け上っていく。
(いやあ、重くてすいません。図々しくたくさん持ってきちゃって・・・。)

控室でスタッフの方と談笑した後、僕の講演。
皆が笑顔で接してくれるので、緊張する暇さえなかった。
あるいは、多少、場慣れしてきたのか?
人前で話すのが苦手な僕が、講演慣れする日がくるなど、アーリーリタイア前は想像もしていなかった。

観客は80人前後。
Oくんの会社のスタッフが中心だ。
というわけで、今回の講演は、アーリーリタイアではなく(Oくんのスタッフがこぞってアーリーリタイアを目指したりしたら大変だ)、
「幸福のために、経済的自由がもたらしてくれるものと、もたらしてくれないもの」
というような趣旨で行った。
このブログでも再三書いている通り、僕はアーリーリタイアこそ是、というスタンスではない。
さっぱり金になっていないから、仕事と呼ぶのははばかられるが、今でも日常のかなりの時間を、文章を書いたり、講演の準備をしたりという、自分にとっては「仕事的」な活動にあてている。
大切なのは、お金、労働時間、余暇などの、バランスをしっかりとること。
そして、できれば、経済的独立を果たし、活動がお金によって縛られないようにすること。
だから、「仕事における幸福論」という切り口でだって、もっている幸福学や哲学の知識で、1時間くらいなら話すことができる。

講演の出来は、自分では評価しづらいが、最善を尽くしたとだけは言っておく。
多少慣れてきたとはいえ、あいかわらずアドリブは利かないので、まずはしっかりと原稿をつくり、それを丸暗記した。
1時間分を丸暗記というと、すごい作業に聞こえるかもしれないが、それを前提にして、キーワードを散りばめたスライドを自作しているから、まあ、なんとかなる。
このあたりのテクニックは、大学病院の医局員時代、多くの学会発表をこなした経験が、今でも生きているようだ。

今回の講演で、自著は15冊売れた。
15/80だから、大成功とはいい難いが、それでも普段は、Amazonや楽天ブックスを通じて、細々としか売れない本だから、一度に15冊も売れるのは、とてもうれしい。


講演後、Oくんのお店で一杯(彼は副業でレストランを経営している)。
スポーツの後の酒ももちろんうまいが、講演の後の一杯は、格別だ。
大役からの緊張感と、喉の渇きとを、ほどよく冷えたアルコールで一気に解き放つのだから、爽快でないはずがない。
なんとも愉快なひと時を過ごさせてもらった(そしていつもながら、よく飲んだ!)。

ありがたいことに、というか、実際の心情としては、限りなく「申し訳ないことに」に近いのだが、この日もびっくりするような額の講演料をいただいた。
講演というのは、そんなものなのか?
それとも、たまたま僕がラッキーなのか?
相場はよくわからないが、金のことだけを考えたら、ちまちまと発生する印税など、どうでもよくなるレベルだ。
そういえば、故・中島らも氏が、あまり講演を引き受けない理由を聞かれ、
「簡単に高額の収入がえられると、作家としてだめになってしまいそうな気がするから」
と答えているのを読んだ記憶がある。
講演で生計を立てるというのはさすがに難しいだろうが、年に数回も依頼があれば、僕のお小遣い程度は稼ぐことができてしまいそうだ。
アーリーリタイア後、自分が遊びに使うお金くらいは、徹底的に遊ぶことにより、逆に稼ぎ出すことができるだろうと想定していたし、自著でもそのような趣旨で1節を書いたから、有言実行できていることは、なんとも気分がいい。

遠出、新幹線、景色、講演、販売、そして宴会。
僕の努力はもちろん大前提だが、それだけではなく、友人の助けで前に進めていることを、改めて実感した1日だった。

ありがとう、Oくん。




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Oくんのレストラン、 「一」 にて1枚。
向かって右がOくん、左が僕。
この店は個室すべてに、それぞれ玄関があるので、完全にプライバシーが守られる。
新潟県長岡市に行く機会があったら、ぜひ覗いてほしい名店だ。
守るべきプライバシーがないOくんと僕は、カウンター席で痛飲。
この店では財布を出したことがないので、価格はよくわからないが、HPを見る限り、料理の質の高さを考えると、かなりリーズナブルなように思える。
「儲けること」を優先したら、決して成立しない店であることだけは、間違いない。




書評
アゴラ 言論プラットフォーム
新潟日報

自著を紹介してくれているブログ

気ままに映画を楽しんで~セミリタイア日和
FXで1億稼いでアーリーリタイア
いろいろ投資でアーリーリタイア~長期積立分散投資で来年仕事辞めちゃいます~
のんびり逃げ切り。。。リタイアしました!
区分所有でいこう!
21歳、投機家です
「フリーターだって不動産投資できるもん!!」

お勧めの記事。もし興味があれば、ご一読を。

なぜ僕がアーリーリタイアという選択をしたかについて興味のある方。
アーリーリタイアへ僕を導いた知見シリーズ

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コメント

No title

 着々と「内山教」の足がかりができていますね。

 「宗教法人」化も近いですね。(笑)

Re: No title

80人いて15冊しか売れないんだから、僕に教祖は無理っす(苦笑)

ステロイド外用剤について

内山様は元医者であられるという事で、非常に珍しい経歴をお持ちですので、本ブログを楽しく拝見させていただきました。
このタイトルとは関係がないのですが、内山様は元皮膚科医とのこと、ステロイドの使用についてはどのようにお考えで治療に臨まれていましたでしょうか?
簡単にでも構いませんので、お考えをお聞かせ頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

Re: ステロイド外用剤について

ステロイド外用剤は、もちろん注意しなければ副作用もありますが、基本的には有用な薬だと考えています。
ステロイド内服は、めったに出しませんでしたが、必要と思われるケースでは、もちろん説明の上、処方することもありました。
皮膚科医としては、スタンダードな意見かと思います。

No title

迅速なご回答を頂き、ありがとうございました。
内山様は、基本的には現在の標準治療のスタンスとの事、承知いたしました。
私は、自分に体に起きた実体験と、各種の資料や論文等の知識から、脱ステロイド側の意見を持つものです。
ですので、大変失礼な物言いになるかもしれませんが、標準治療寄りの皮膚科医の先生方には、強く否定的な目を向けています。

私も、医学ではありませんが、理科系の専門職についておりまして、ステロイド外用剤に関する真実を解き明かしたいと考えております。

医学博士を所有されている内山様から、お考えをお聞かせ頂けた事はとてもうれしく思っていることは本心ですので、ご気分を害されましたら、ご容赦ください。
既に、医師としての活動から離れられている(?)所にこのようなコメントをし申し訳ありませんが、1人のアトピー患者の意見として記載させて頂きました。

Re: No title

全然気分を害したりはしていませんよ。
脱ステロイドの意見をもつ人が多いことはもちろん知っています。
ステロイド外用を拒否するアトピー性皮膚炎患者さんの診療にも、ずいぶんあたりました。
そもそも僕が皮膚科医になったのは1994年は、日本中で「脱ステロイド療法」が大流行していましたので。

思考錯誤の結果、皮膚科学会としては、「脱ステロイド療法は、推奨できる治療法ではない」という方向に行きつくのですが、本当にそれが正しいのかなんて、神ならぬ身、断言することなど誰にもできません。
ずっと前から常識だった「傷口には消毒」が、間違いだとされるようになったことは、まだまだ記憶に新しいところです。

ご研究が、たくさんの患者さんに役立つ日が来るといいですね!

No title

内山さん、最新記事読ませていただきました。コメント欄が出てこないのですがたぶん炎上をご懸念かと。笑 あまり立派に書かれて恐縮しております。わたしは元々失うものがないところから始めていますので、開き直りがありますが、たぶん内山さんはわたしより知的に今の選択をなされたと思います。その意味でなかなかできない決断をなされたと感嘆いたしております。今後ともよろしくお願いいたします。

Re: No title

ハルトモさん、コメントありがとうございます。
また、記事の引用をご快諾いただきまして、感謝しております。

コメント欄は、炎上を懸念したわけはなく(笑)、本記事末尾に記した通り、夏休みという理由で、昨日から閉じています。
子供の春休み中も、コメント欄は閉じていました。
コメント欄があったって、特に時間を割かれるわけではないのですが、まあ、気分づくりとでも申しますか・・・。

いろいろ褒めてくださってありがとうございます。
褒められ慣れていないので、うれしいやら、恐縮するやらでございます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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