朝日新聞の投稿欄に、喝! 多数派が少数派に、なぜあなたはその選択をしたのかと問うことは、悪くないと思う!

2017年05月24日07:45  その他 写真あり

いつも拝読している、投資こじらせ主婦さんのブログに、おもしろい新聞投稿が貼られていたので、転載させていただく。


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ふむふむ、なるほど。
確かに昔は結婚した女性に、「いつまで働くの?」と聞くような風潮があった。
今では逆に、「なぜ働かないの?」だ。
一昔前の主流派が、非主流派になり、そして主流派は常に、非主流派に、「なぜ?」と問いかける。
そういえば、今から30年前、僕が大学に入った頃、男子学生は煙草を吸うのが普通だった。
吸わない友人に、僕らは「なぜ?」と尋ねたものだ。
おそらく今なら逆だろう。
そんなことを思い出しながら、興味深く読ませていただいた。

ただ最後の、

“少数派に多数派でないことの理由を問う、そのことが多様な考え方を許さない社会につながりかねないことを、もっと自覚すべきではないだろうか。”


というところが、僕にはしっくりこなかった。
多数派が少数派に疑問を呈するのは、当然の節理だと思う。
これは日本だけの現象ではない。
今も昔も、洋の東西を問わず、そうだろう。

アーリーリタイア以来、僕は、
「なんで?」「どうやって?」
で始まる質問を幾多となくうけてきたが、それでうんざりしたり、居心地が悪くなったりすることはなかった。
逆に、誰も驚いてくれなかったら物足りないし、不気味にすら感じていただろう。
「なぜ?」と聞かれるのがそんなに嫌なら、多数派に属し続けるか、いっそのこと人付き合いを一切やめるしか方策がないように思える。

さらに僕の場合、アーリーリタイアという超少数派に属しながら、多数派に対して、
「本当にその生き方でいいの?」
とのメッセージを、著書やブログを通じて投げかけ続けている。
大きなお世話、この上ない。
だから当然、反発も覚悟しているし、実際、当ブログのコメント欄やメールフォームからは、多数派らしき人から、数々のお叱りをいただいている。

(多数派なんて、○○食らえ! だ。 1対1なら負けないぞ!)


さて・・・。
個人的な考えを言わせてもらえば、多数派が少数派に質問しにくいような社会的風潮が生じたら、そっちのほうがよほど怖いと思う。
疑問に思い、問いかけ、会話をすることは、ほとんどの場合において有意義であり、逆に決してしてはならないのは、話し合いなしで断罪することだ。
極端な例えでいえば、第2次大戦中、少数派であった反戦論者たちがどのように扱われたかを思い浮かべてもらえば、納得してもらえるのではなかろうか?

それにしても腑に落ちないのは、読者投稿欄とはいえ、このような意見が朝日新聞紙上に掲載されたことだ。
選挙によって選ばれた現政権や日本社会における体制側、すなわち「多数派」が、少数派の考えを聞くことは、民主主義の根幹に関わる重要事項のはずだ。
現政権に対し批判的な朝日新聞は、現時点では少数派と言っていいだろう。
すなわち、この投稿は、
「多数派である政権与党が、少数派である朝日新聞の意見に疑問を呈するようでは、多様な考え方を許さない社会につながりかねない」
と言っているに等しいのだ。
なんとも幼稚で、自分勝手な意見ではないか。

いや、まてよ。そうか・・・。
ひょっとしたら朝日新聞の「中の」人たちは、
「自分たちが多数派だ」
と思っているのかもしれないね ┐('~`;)┌ ふぅ~


話は逸れたが・・・。

この記事に対する投資こじらせ主婦さんのコメントが実によかった。


“ちなみに、母はまだまだ専業主婦がまわりにいっぱいいた時代に仕事してたから、小学校の頃とか「○○ちゃんのママ、仕事してるんだねすごいね」って言われて、ちょっと誇らしかったような
よし、誇れるリタイアママ生活を目指そう“



とても柔軟な発想だと思うし、僕も完全に同意する。
少数派であることを居心地悪く感じる必要なんて、まったくない。
自分の中で納得できているのなら、それが多数派・少数派のどちらに属しているかなんてどうでもいいことだし、もし質問されることがあれば、誇りをもって自説を述べればいい。
多様な考えを理解できるかどうかは、相手の器量の問題であって、こちらが気にすることではないはずだ。

ちなみにこの記事を読んだお母上から、投資こじらせ主婦さんはこう言われたとのこと。


“「年齢もかぶるし、あなたも仕事辞めたらしつこく聞かれるみたいだから、回答準備しといたがいいね」”



確かに。
僕の経験上、それはしっかり考えておいた方がいいと思う。

ちなみに現在、僕は医師(週に半日、続けているのだ)、作家、無職の肩書を使い分けている。
「医師」は、子供の学校関係など、堅い職業が無難だと思われる時。
「作家」はどうか?
滅多に行かないが、繁華街のクラブなどでは既婚者の場合、医者というより作家という方がもてるので、そう名乗ることが多い(ちなみに独身の場合は逆。理由は言わずもがなだ)。
そして、「無職」の肩書。
今のところ、著書やこのブログを除いては、ごく親しい友人にしか、この肩書は披露していないような気がする。

なんでだろう?

「なんだかんだ言って、自分だってやっぱり色々聞かれるの、面倒なんじゃない?」
という鋭いツッコミには、「らろかね~」、と新潟弁で曖昧に濁すことにして、今日のブログはこれにてお終い。

投資こじらせ主婦さんによる良記事に感謝。





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いい1日になった。
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