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1年365日、30年以上飲み続けてきた僕の肝機能数値は!?~人間ドックなんて意味がない?

ここ数年、人間ドックを受けていない。
元ドクターのくせに、と思わないでほしい。
実は人間ドックによって、本当に寿命、あるいは健康寿命が延びるのかは、医学的によくわかっていないのだ。
だから僕のようにドックや健康診断を軽視し、受けない医師は多いし、「むしろ受けるべきではない」と強く主張する医師もいる。

ドックが長寿のために意義があるかどうかを調べるのは、理屈としては簡単だ。
人々を2つのグループに分け、一方には毎年ドックを受けてもらい、一方には受けないでもらって、寿命に差が出るかをみればいい。
欧米にはいくつか論文があり、実は健康診断や人間ドックに明らかな有用性はないとされている。
ちなみにこのようなリサーチは、日本ではなされていない。
する前に、健康診断を毎年受けることが、半ば義務づけられたしまったため、今さらしようにもできないのだ。
日本のように、労働者になかば健康診断が義務づけられている国というのは、実は世界的にも珍しい。

といいながら、実は僕も、1~2年に1度、自院で血液検査だけはしている。
よく酒を飲むので、肝機能をチェックするためだ。

アルコール医学会では肝障害の起こる飲酒量の目安として、常習飲酒家、大酒家という区分をもうけている。
常習飲酒家というのは、日本酒換算で1日あたり3合以上を5年以上飲みつづけている人をいい、肝障害の出現頻度も増えてくる。
さらに大酒家は、日本酒換算で5合以上を10年以上続けて飲んでいる人のことで、高い割合で肝障害を起こすとされている。
僕は飲みに出れば5合くらい飲むが、家で飲む時は3~4合程度だ。
ただし飲み始めは中学生の頃だし、20歳代半ばからは今の酒量になっている。
つまり、1日3合以上を20年間以上ということになる。
お酒と肝臓病の関係を考える上では、トータルの飲酒量が重要なので、飲酒期間は大きな意味をもつ。
飲み始めた年齢が遅ければ、肝障害をきたす確率はその分減るということだ。
ちなみに僕は1年365日飲む。
記憶にある限り、この10年間で、飲まなかった日はないはずだ。
まとめて言えば、僕はかなりのノンベエであり、普通に考えればとっくに肝障害をきたしてもおかしくない量を飲んできたことになる。

一応元ドクターとして、肝障害が始まれば飲酒量を減らし、休肝日もつくるつもりでいる。
酒は好きだが、それで命を落としてもいいとまでは思わない。
ただ、もちろん、休肝日などつくらずにすめば、それに越したことはないので、採血の際には結構緊張する。

で、結果。
ありがたいことに、今回も肝機能数値はまったくの正常であった。
えらいぞ、僕の肝臓!
僕はあまり体が丈夫なほうではないので、肝臓だけがこうも強いのは、不思議な気がする。
というわけで、次の検査までは大手を振って飲んでいいことになった。
ほっ。

飲めなければ飲めないで、本を読む時間が増えていいのでは? と思うこともある。
飲んでいる時間は、愉快ではあるが、あまり建設的とはいえないし、あっという間に時間が過ぎて、もったいなく感じることもある。
でも、アーリーリタイアして、昼から飲める立場になった途端に節酒では、ちょっとさみしい。

実は今日、当ブログではお馴染み、フリーター大家さん主催の飲み会がある。
肝機能に問題がないことがわかったから、気合を入れて飲むつもりでいる。
というわけで、幹事のフリーター大家さん。
こんな感じの子の手配、よろしくお願いします!


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コメント

No title

今宵はよろしくお願い致します。

昭和30年代くらいはおそらくこんな感じだったであろう
お店のママさんをご用意させていただいてます。(笑)

Re: No title

せめて「昭和50年代くらいはこんな感じだった」という線でお願いできないでしょうか?

No title

それはうらやましい酒力ですね。
僕は弱いので缶ビール350缶一本でも赤くなって酔ってしまいます。
さらに胃腸が弱いので肝臓より先に腹を壊します。
それでも20代から30代にかけて数年間毎日飲んでた時期があり、その時に体調を壊して、以来酒をほとんど飲まなくなりました。

健康診断は僕も記事にあるような理由で受けていません。
サラリーマン時代は受けさせられましたけどね。

Re: No title

酒は難しいですよね。
若いころは飲めることがうれしかったですが、最近は時間を無駄にしているような気分になることもあります。

健康診断の他にも、車検など、日本にはお上による「大きなお世話」が多過ぎるように思えます。
健康診断をうけないでいいことは、リタイアのメリットのひとつだったりして(笑)

No title

気になったのでリサーチしてみました。

健康診断は受けるべきか
米山公啓(作家、医師(医学博士)、神経内科医)
http://net.keizaikai.co.jp/archives/8531

ざっくりまとめると

日本の健康診断については、「健診が長寿につながる」ことを証明するデータはない



がん検診だけは、いくつか死亡率を減少させる効果が証明されている。

胃のバリウム検査

子宮頸がんの細胞診

乳がん検診

喫煙者の肺がん健診など

これら以外の健診については、その意味がいまだに曖昧なまま。


医療経済学の観点から言えば
禁煙を徹底させたほうが、はるかに安上がりで医療費削減が実現されるだろう
タバコについては、3兆2千億円程度の税収に対し、経済的損失は7兆3千億円


健診の価値は行動で決まるが

食事療法や運動療法に従わない、あるいは従えない人がメタボである場合が多いので

検査を受けるからには、それに自分なりの意味を持たせることは大切

健康診断で長生きできるかどうか、経済的なメリットを生めるかどうかは

結局、自分次第




うーむ、悩ましいところですが

僕的には市民健診ぐらいは受けとこかなという感じです。

各自たったひとつの命ですから、最終的には自分で選ぶしかないのでしょうね。

Re: No title

詳細なご報告ありがとうございます。
同意できるところと、そうでもないところがありまして、

> 日本の健康診断については、「健診が長寿につながる」ことを証明するデータはない

びっくりですが、その通りなんですよね。

> がん検診だけは、いくつか死亡率を減少させる効果が証明されている。

これは統計の母体をどうとるかなんですよ。
がん検診でひっかかった人を母体にとると、いわゆる近藤理論での「癌もどき」が入ってきちゃうので。
元論文を読まないと、なんとも言えません。

> 医療経済学の観点から言えば
> 禁煙を徹底させたほうが、はるかに安上がりで医療費削減が実現されるだろう

この手の論説には、「今まで煙草によって肺がんで死んでいた人が、死ななくなって、後に他の病気になることによって生じる経済的損失」を十分に吟味してないことが多いんですよね。
禁煙は健康にはいいですが、医療費を押し下げるかどうかは、僕には疑問です。

> 健康診断で長生きできるかどうか、経済的なメリットを生めるかどうかは
> 結局、自分次第

検診はうけず、適度な運動をし、感謝の心を忘れず、よく笑い、細かいことを気にせず、早寝早起き腹八分目を心がける。
という感じが、僕はいいように思えます。

> 各自たったひとつの命ですから、最終的には自分で選ぶしかないのでしょうね。

おっしゃる通り!
そして、そういう意識をもたれることこそ、肝要だと思いますよ!

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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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