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公立中学校の部活動が実質全員参加! って、どうなってるの?

この春中学に入った長男が学校で注目を浴びている。
なぜか?
それは「部活に入らなかったから」だそうだ。

その話を聞いて、とても驚いた。
以前から、部活動が盛んな中学だとは聞いていた(ちなみに、公立だ)。
だが、「全員」が部活に参加するなどという状況までは、想像していなかった。

長男はバイオリンを習っているし、奏者としてジュニアオーケストラにも参加している。
また、「海洋クラブ」という団体に所属していて、今の季節はウインドサーフィンとヨット、夏は遠泳、冬はスキー、スケートという具合に、しごかれている。
さらに最近は近所にある国際交流センターに出入りし、知り合った留学生から中国語を教わったりもしているようだ。
本人がこれらの活動を辞めたくない以上、部活動に参加するのは、時間的に不可能だ。

しかし、他の全員が参加とは・・・。
部活動は強制であり、不参加は許されない、と思いこんでいる生徒・保護者も多いのだという。
強制ではないと知っていても、部活動に参加していないと、高校入試の際の内申点が悪くなるので、その対策として入る生徒もいるらしい。
だから長男はその大胆な選択により、周囲から驚かれ、注目されることになったというわけだ。


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部活動は連日、そして基本的には土日もある。
習い事をしている子はいないのか? と妻に聞いたところ、大半の子は塾以外の習いごとは中学に入ると辞めるらしい。
もちろん興味を失ったのならそれでいいが、続けたいのに部活のために辞めざるをえないのだとしたら、なんとももったいない話だ。
塾に通っている子はどうしているのか?
土日の部活動は午前中で終わるので、土日の午後を塾にあてるのだそうだ。
おいおい、じゃあ、いつのんびりするんだよ?

僕自身は小学校で、そして中学でもバスケット部に入ったが、中学校1年生の時に辞めた。
結局、それほど好きではなかったのだ。
周囲からの影響で、「男の子はスポーツの部活動をするもの」と思いこんでいたのが、「そうか、部活なんて、入らなくったっていいんだ」とある時気づき、辞めることにした。
夕方、まだ日の高いうちに帰路につきながら、大きな解放感に包まれたことを記憶している。
(考えてみれば、アーリーリタイアした時も、同じような感覚だった)。

僕の知る限り、猫も杓子も部活動に参加するのは、世界中で日本くらいのものだ。
コーチがいるようなスポーツクラブに少年が所属するのは、よほどやる気があるか、適性が高い場合に限られるのが、国際的には一般的なはずだ。

学生時代にバスケ部に所属し、大人になってもそれを楽しんでいる人がどのくらいいるだろうか?
野球は?
楽器は?
日本の場合、継続する人がとても少ないように思える。
それは、適性がなくても、義務感や慣習から、活動に参加せざるをえない生徒が多いからではないかという気がする。
僕自身、子供のころはピアノと書道を習い、前述したようにバスケット部にも籍を置いたが、今はどれもしていないし、また始めたいとも思わない。
むしろ、そんなことに時間を使わず、少年時代にもっと本を読んでおきたかった、という後悔のほうが強い。

そして、何より。
大人も子供も、ぼーっとする時間は大切だと思う。
無為に過ごすことは、けっして無駄ではない。
そういった時にこそ、頭の中で何かが整理されたり、育ったりしているはずだ、と僕は考えている。
だから、生徒全員が部活動に参加するという風潮は、僕にはどうも歪なものに思えてならないのだ。

しかし、父親は医者を辞めるわ、息子は部活に入らないわ。
さぞかし変な家族だと思われているんだろうなあ。



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コメント

No title

私は週末は「塾」にいかずぼんやりしてます。(笑)

Re: No title

ははは。
僕らの場合は、ぼんやり時間を増やしすぎないのが課題かもしれませんね(笑)。

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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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