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まさか自分が講演することを楽しめる人間になるとは~初講演に挑戦 後編

昨日の続き。
僕が行ったホテルでの講演についてだ。

僕は人見知りだし、あがり症だし、だから当然、極端に本番に弱い。
医師時代には学会発表は数多くこなしたが、ひどく緊張することがほとんどだった。
ところが今回、人生初の講演を、自分としては意外なくらい楽しむことができた。

なぜだろう?
ひとつの理由は、やはりアーリーリタイアしたことだと思う。
色々な物に対する見方が変わったし、失敗することを恐れなくなった。
「大切なのはプロセスであり、結果に拘泥すべきではない」
というのは、以前からの信条だったが、現役時代はうまく実践できていなかった。
アーリーリタイアしてからは視野が広まり、無常観により素直に身を委ねられることが多くなったし、また、一瞬一瞬に目を向けることがうまくなった。
そういうことが、功を奏したように思える。

また、手前味噌ではあるが、内容には自信があった。
自著のうち、経営者に受けるのはどの部分だろうと吟味した上で講演原稿を練ったし、何度も予行練習をした。
これでこの話がつまらないというのなら、それは聞き手の感性の問題だ、と傲慢に構えるだけの自信や気概があった。

しかし何よりも大きな理由は、講演内容が、本当に僕が人に伝えたいことだったから、だと思う。
情熱が、人見知りな性格に勝ったのに違いない。
だからこそ楽しめた、と考えるのが妥当だろう。


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僕の講演がどの程度のレベルだったのか、自分で判断するのは難しい。
ただ、言葉につまることもなく、練習した通りに話せたし、想定した通りの時間に終わったから、ベストを出しきれたとは思う。
講演後、会場に置いてもらった本は10冊以上売れ、そのうち数名からはサインや名刺交換を求められた。
本間会長からも、お誉めの言葉を頂いたから(これが何よりうれしかった)、そう悪くはなかったのだろうと前向きに想像している。


閉会後、講演料を頂戴した。
4月12日のブログにも書いた通り、依頼を受けた時にお金の話は出なかったから、額面どころか、そのようなものがもらえるかどうかさえ知らずにいた。
ただ、他ならぬ本間会長からの依頼だったし、自著を広めるチャンスなのだから、手弁当でも全然かまわないと思い、何も聞かぬまま二つ返事で引き受けた。
具体的な額は書かないが、ちょっとびっくりするくらい入っていた。
うれしかった。

念のために書くが、僕はお金のために今の活動をしているわけではない。
金を稼ぐだけなら、医師を続けた方がどれだけコスパが高いことか。
だから、このブログも毎日更新はしているが、アマゾンでの自著ページへのリンクを除いては、アフィリエイトもやっていない。

しかし、それも程度問題で・・・。
僕はアーリーリタイア後、実は一銭も稼いでいなかったのだ。
たとえ本職を辞めても、その後何かに打ち込めば、それは多少の収入につながるはずだ、と自著にも、そして2月8日のブログにも書いていたにもかかわらず、それを僕自身が達成できていなかった。

かなりの情熱を注いだイベント企画は、結局、あまり利益を生み出すことができず、僕のプロデュース料はビール3杯ということになった。
自著の発売開始時に、最低保障として1000部分の印税、8万円を受け取ったが(1000冊×1600円(定価)×5%(印税))、それはすべて、自著の買い取りに使った。
献本や宣伝用に、そのくらいは必要だと考えたからだ。
というわけで、リタイア後、何の稼ぎもないまま1年以上が過ぎたのだが、今回、初めて医師以外の活動によって報酬を得ることができたというわけだ。
これでようやく、公約達成ということになる。

現在、民間のコミュニティ・カレッジから、講師としての打診もうけている。
これが実現すれば、今回の、経済界の重鎮への講演から一転、今度は若い世代との交流会ということになる。
それもまた、おもしろそうだし、少しは稼げる・・・かもしれない。


ブログでしか僕を知らない人に信じてもらうのは、本当に難しいだろうが、僕は現役医師時代、人と知り合うのが苦手な、半ば引きこもりのような性格だった。
医師会の会合など、さぼり過ぎてお偉いさんに怒られたことすらある。
そういう場で、たくさんの人と会うと、心底疲れ果て、場合によっては体調も崩してしまうのだ。
そのくらい、自分のテリトリーから出るのが苦手だった。
家族と過ごしたり、ほんの数人の親しい友人と、馴染みのバーで飲んだりする以外は、ほとんど人との交流のない日々を過ごしていた。

アーリーリタイアしてから、僕は変わったと思う。
今までできなかったことを経験し、今まで決して楽しむことができなかった類のことに、ワクワクしながら挑戦している。
なぜ現役医師時代にはそれができなかったのか?
おそらく、自分でも気づかぬまま仕事から多くのストレスを抱え、それによって自分の可能性を小さなスペースにたわめ込んだ上で、そこから目を逸らし続けざるを得ないような精神状態だったのだと思う。
それがアーリーリタイアにより、一気に開花したのではないか、と推察している。

人生は一度きり。
やはりアーリーリタイアはおすすめだ。

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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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