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なるほど、地位財にしがみつく人がいるのも頷ける、と思った~初講演に挑戦 前編

4月12日のブログに、自著に関して講演の依頼を受けたと書いた。
新潟経済界の重鎮、本間組、本間剛三会長の直々の指名による。
先日、実際に講演を行ってきた。


20.png


会場は新潟グランドホテルの宴会場。
二十日会という勉強会で、地元の人間なら誰もが知る有名な企業の経営者ばかりだ。
友人からは、
「ロータリーやJCの活動では飽き足らない、選りすぐりの人材が集まる、すごい会だよ」
とか、
「なんせ大物ばかりだから、値踏みされているような気分になるかもよ」
と脅されていた。

ただ、自分がそういう理由で緊張することはないだろう、と僕は予想していた。
僕はその人の社会的地位や学歴に頓着しない。
(そういう性格でなければ、医師という社会的地位を捨てたりはしなかっただろう)
先日はとある国会議員と飲む機会があったが、あまりの退屈さに、最初の数分で興味を失った。
知り合えてよかったなどとは、露とも感じない。
逆に、例えば、このブログでたびたび登場するしーざーくんなどは、単なる学生だから、社会的地位などないに等しい。
でも、会えば楽しいし、興味深い若者だと思うから、機会があれば飲む。
僕は本間会長は大好きだが、それは単に愉快な人だからであって、社会的地位はなんの関係もない。
そんな性格だから、聴衆が社長連中だからといって、僕には何の影響もない・・・はずだった。

ところが実際はというと、かなり緊張してしまった。
聴衆から強いオーラを感じた、などということでは、残念ながらない。
ホテル側の、会のメンバーや僕に対する下にも置かぬ扱いに、圧倒されてしまったのだ。

まずはホテルの駐車場にて。
自分の車で行ったところ、昼食の時間帯でもあったため、満車だったのだが、名前を告げると、一番いいスペースをさっと開けてくれた。
ここまでは、まあ、普通なのかもしれない。
ところがその後、ホテルに入るやいなや、入り口で総支配人が僕をみつけて、声をかけてきたのには驚いた。
僕は到着予定時間を告げていなかったし(実際、講演会開始の30分前に着いてしまった)、総支配人は僕の顔を知らないはずだ。
ということは、随分前から入り口付近に立って、それらしき人物が入ってくるのを待っていたということになる。

そのまま総支配人自らの案内で、会場入り。
昼食会の後、僕の講演という順なのだが、開始30分も前だから、もちろんまだ受講者はいないし、配膳も始まっていない。
であるにもかかわらず、すでにこの時点で、かなりの人数のスタッフがサービス役として待機していた。
医師時代、講演会、勉強会に数多く出席した経験から、ホテルで行われる会合の雰囲気はよく知っている。
ところがその会では、通常の講演会と比べ、倍近い数のスタッフが対応に当たっているようにみえた。
東南アジアの高級リゾートのような感じ、と表現すれば、行ったことのある人にはわかってもらえると思う。

要は、それだけ会のメンバーが大物揃いであり、ホテル側もVIPとして厚く遇している、ということなのだろう。
僕に対する対応も、すこぶる丁寧だ。
もちろん、僕に対する敬意からであるはずがない。
僕を招いてくれた二十日会、そして、それを取り仕切る本間会長に対する気遣いからだろう。

医師時代は、それ社会的地位ゆえ、今回程ではないにせよ、それなりに厚遇してもらうこともあった。
それが一転、医師を辞して、著述業を志してからは、かなりひどい扱いをうけることが多くなった。
出版社は冷たく、企画書を送っても返事さえもらえないことも多かった。
町の書店は驚くほど上から目線で、地元の人間が出版に成功したことを喜んでくれるどころか、挨拶に行っても、押し売りを追い払うような対応をされた。
それがこの日は一転してVIP扱いだ。
僕はそのように丁重な扱いをうけることになり、得意になったり、舞い上がったりする性格ではない。
逆に恐縮してしまい、ストレスをうけてしまう。
そんな具合で調子が狂い、冒頭で述べたように、妙な具合に緊張してしまったのだ。


一流のホテルでこのような扱いを受けることは、なかなか興味深い経験であった。
もちろん、悪い気はしない。
ただし、重要視もしない。
このようなことは、その時は愉快であっても、人生を長いスパンで考えれば、どうでもいいことだと考えている。
接客は、にこやかであれば、十分だ。
腹の探り合いをしながらの高級ディナーより、気の置けない仲間との焼鳥屋で一杯がいい。
ただ、実際に自分自身が厚遇されてみて、社会的に成功し、日常的にこのような扱いを受けていれば、それを失いたくない、すなわち、リタイアなどせずトップであり続けたい思う人が多いのも、うなずける話だ、ということが実感としてわかった。
そういう意味での、いい経験だった。

肝心の講演については、明日書く予定でいる。



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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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