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記事一覧

若者は皆、退屈しているって本当だろうか? 確かに僕は退屈していたけど、皆さんはどうですか?

昨日、「退屈」について書きながら思い出した。僕の好きなエッセイ集のひとつに、沢木耕太郎のバーボン・ストリート(新潮文庫)がある。そこに収められた、「退屈の効用」から抜粋する。“どんな奴らが喋っているのだろうと興味を覚え、体を斜めにずらしてさりげなく後の席を見ると、そこにいたのは制服姿の男子高校生ふたりだった。やがて、ひとりは大きな伸びをしながら頭の後ろで両手を組み、物憂げな声で呟いた。「つまらねえ...

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あなたにとって完璧なリタイアのタイミングを、科学的に検証してみよう!~ 勝間和代氏絶賛の著作を読んで

「When 完璧なタイミングを科学する(講談社)」を興味深く読んだ。アーリーリタイアブログ的にちょうどいいと思ったのは、「仕事の辞めどき」という部分。次の5つの質問のうち、2つ以上ノーという答えが出たなら、仕事を辞めるべき時かも、とのことだ。ぜひ皆さんも一緒にやってみてもらいたい。ちなみにこれは、リタイアではなく転職を前提としている。1.次の就職記念日に、この仕事をしていたいだろうか?2.現在の仕事にや...

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格差が広がると、中間所得層がレジャーにお金を回せなくなる理由 ~ 「幸せとお金の経済学」を読んで3

今週は、ロバート・H・フランク著、「幸せとお金の経済学」(フォレスト出版)から。今回が最終回。 前回書いたように経済格差が広がると、人が非地位財にお金を回しにくくなるという。なぜか?まず、富裕層がより豊かになり、より豪華な家を建てるようになる。そうすると、それより少し下の層は、それに近い家を建てるようになる。より大きな邸宅が近くにあれば、「さほど仰々しいと感じない家の大きさ」の基準が変わる人がで...

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人は他人より広い家に住みたがるが、他人より長い休暇を欲するはけではない ~ 「幸せとお金の経済学」を読んで2

前回に続き、ロバート・H・フランク著、「幸せとお金の経済学」(フォレスト出版)から。 前回のおさらいで、「地位財」と「非地位財」について説明する。地位財は「主に周囲との比較により満足を得るもの」で、資産、家、車、社会的地位などが該当する。非地位財は、「他人との比較とは関係なく幸せが得られるもの」で、具体的には健康、自主性、社会への帰属意識、良質な環境、自由、愛情など、個人の安心・安全な生活のため...

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ピアジェの時計で悦に入っていたら、ドゥ・グリソゴノでマウンティングされる!(笑) ~ 「幸せとお金の経済学」を読んで1

ロバート・H・フランク著、「幸せとお金の経済学」(フォレスト出版)を興味深く読んだ。 内容を解説する前に、まずは「地位財」と「非地位財」について知ってもらう必要がある。地位財は「主に周囲との比較により満足を得るもの」で、資産、家、車、社会的地位などが該当する。非地位財は、「他人との比較とは関係なく幸せが得られるもの」で、具体的には健康、自主性、社会への帰属意識、良質な環境、自由、愛情など、個人の...

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プロフィール

内山 直

Author:内山 直
医師稼業からセミリタイアし、現在は「なんちゃんて」文筆家。
有り余る時間を武器に、興味のあることに次々と取り組みながら、妻、子供3人とまったり暮らしています。
2017年に「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」、2018年に「4週間で幸せになる方法」をセルバ出版から上梓しました。
どんなにお金があっても、地位が高くても、はたまた美貌の持ち主であっても、幸福度に大差はありません。
このブログでは科学的見地から「幸福学」の啓蒙に努めています。

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